現在は支店の窓口で預金の入出や新規口座作成、住所変更などを行っています。入社直後と比べると担当する分野も増えてきて、幅広い業務に関わる責任の重さを実感。それに加えて金融機関ではお金を扱うことから、間違いが許されないプレッシャーもありますが、緊張感や集中力を保ちながら一つひとつ丁寧に業務を行っています。そのような中でも常に心掛けていることは、笑顔で丁寧にお客様へ対応すること。窓口にいらっしゃるお客様は疑問などを抱えている方も多いので、納得できるまで丁寧にご説明しています。新規クレジットカードの顧客獲得など、目標がはっきりしていると仕事に対する楽しさを感じるとともに大きなやりがいを感じます。
もともと金融機関に興味があり、金融の仕組みを学べる金融コースを選択。入学後は日々の授業だけではなく、昼休みにも先生から日経新聞の読み方や簿記の勉強を教えてもらうなど、知識の向上に努めてきました。また、金融関係の資格取得にも力を入れ、ファイナンシャルプランナー、簿記を在学中に取得。知識が増えるにつれて視野がグンと広がり、それまで漠然と興味があっただけの金融が、自分の目指す進路だと意識するようになりました。職場では日ごろから様々な職業の方たちと接する機会があり、常に学びのチャンスがあるのが魅力。また、金融を通して地域の経済に貢献できる点も、この仕事を選んだ大きな理由でした。
現在は窓口業務がメインなので、正確かつスピーディに業務を行うことが当面の目標ですが、今後担当する業務が増えるにつれて、業務のためにさらなる知識が必要になると思います。大学での授業やゼミで学んだ知識が業務に役立っていますが、目まぐるしく変わる法制度を理解し、お客様に最適な提案をするためには更なる知識の上積みが欠かせません。私の将来の目標はお客様のニーズを引き出し、最適なプランをご提案できる営業になること。そのために必要となる金融の知識拡充と、ニーズを正確にくみ取れるコミュニケーション能力を身に付けたいと思っています。
株式会社千葉銀行勤務/経済学部経済学科/2019年3月卒/在学中は学校の授業の他、資格取得に力を入れていたというHさん。特に在学中に取得したファイナンシャルプランナー2級の資格は現在の仕事でも役に立っており、早めに取得しておいてとてもよかったと振り返る。経済系の学校を志望する高校生に対しては、「千葉経済大学は自分の就職したい業種に合ったコース選びができます。そこでより専門的なことが学べるので就職活動でも自信をもってアピールすることができると思います」と、笑顔でアドバイスしてくれた。