損害保険会社に入社後、人事部門に配属され、新卒とキャリア(中途採用)の採用活動に携わりました(2023年10月より営業部門に異動)。企業説明会など、大勢の前で話す機会も少なくありません。相手は何を求めているのかを常に意識して話せるようになったのは、教育学科で「対象を理解する」ということを学んだからこそ。入社1年目で最初に任された仕事は、広島修道大学の学生の前で話をすることでした。その話が印象的だったと言ってくれた一人の後輩と、2024年4月から一緒に働く予定です。「自分が発信したことが、相手の人生に影響を与える」という仕事は、教育との共通点が多く、大きなやりがいを感じました。
もともとは小学校の教員になりたくて、広島修道大学の人文学部教育学科を志望しました。3年次生からは教員採用試験の勉強に取り組んでいましたが、周囲の友人たちが就職活動に本格的に取り組むようになり、いきいきと、精力的に活動する姿を見るうち「面白そう」と感じたことから、一般企業も進路選択の候補としてみてみることにしたのです。さまざまな企業について調べ、説明会などで人事の方からお話を聞くうち魅力を感じたのが、現在勤める東京海上日動火災保険株式会社です。教員からの方向転換には不安もありましたが、キャリアセンターの職員の方の細やかなサポートにより就職につなげることができました。
広島修道大学には、小学校の教員を目指して入学しました。もともと「面白そう」と感じたことに飛びつくタイプだったので、日々の授業に加えて、陸上競技部のマネージャー、学生団体「Shuddy's」、教育委員会主催の教師養成塾、アルバイトと忙しくも充実した日々を送りました。広島県北部出身であったこともあり、大学在籍中は一人暮らしをしていました。一人で過ごす時間が増えたことで「誰かと関わりたい」という想いが強くなりましたが、その気持ちに応えてくれる環境が整っていたおかげで充実した大学生活になったと感じています。
東京海上日動火災保険株式会社勤務/人文学部教育学科 卒/2021年卒/自分のために自由に使える時間が多くある学生時代。今まさにその時を過ごす後輩たちに、小濱さんは「人と熱くかかわれる、密度の濃い毎日を過ごしてほしい」と言います。広島修道大学は「熱い」教職員が勢揃い。ゼミやイベント、進路選択に迷った時にも、すべての教職員が自分のことのように熱意をもって接してくれたそうです。「いろんな経験を積むチャンスがあちこちに転がっているので、やる気次第で満足感のある毎日を過ごせますよ。暇を持て余す大学生活はイヤだな、思う人はぜひ広島修道大学へ!」。