現在、入社7年目。酒造メーカーの人事労務課に勤務し「大学入学当初は人事の仕事に就くとは想像していませんでした」と語る児玉さん。今の仕事につながるきっかけとなった大学時代の学びと経験をお聞きしました。
所属していたSAGAS(オープンキャンパスのスタッフ)や、部活動のキャプテンを務めていたことで、多くの人と関われた経験が現在の仕事につながっていると思います。1年次には外部講師の講話で多様な世界や考え方にも触れることができました。また、様々な年代や学部の方々と接することでコミュニティが広がり、コミュニケーション力の向上はもちろん、いろんな考えの人と協力して物事を進めていく楽しさを学ぶことができました。
研究室への配属後は研究で失敗が続くこともありましたが、改善方法を教授や研究室のメンバーと検討して徐々に思うような成果を得ることができました。4年次には熊本地震が発生。研究室に行けない状況から研究発表まで大変でしたが、成長のきっかけになる体験だったと思います。それらの経験から1番学んだことは「周囲の人の大切さ」。どんな状況でも、周囲の人と支え合い、協力し合うことで成し遂げられたことが多くありました。
現在、様々な部署にまたがって業務を進める場面が多く、人との対話や協力が不可欠ですが、大学4年間で培ったコミュニケーション力と相手に寄り添い協力し合うことを意識して業務に取り組めています。研修対象者は毎年変わり、対応相手が変わる業務だからこその難しさもありますが、多くの社員と関わり「人事労務課 研修担当の児玉さん」として覚えてもらい、さらに多くの方と協力して業務を進められるように今後も頑張りたいです。