新築の住宅設計をしています。お客様の建てる家の縮尺を1/100から1/50の縮尺で作図、設計するため、より細かいところまで確認、検討を行います。例えば建物の高さ制限により風通しや採光等を確保する「斜線制限」など、法規の側面も重要です。数多くのグッドデザイン賞を受賞しているミサワホームには、高いデザイン性を追求していること、「疑え、自分の常識を。」をモットーに常に新しいことに挑戦する姿勢に惹かれて入社しました。今でも「この会社に貢献していきたい」という気持は変わりません。お客様と直接やり取りをする機会はまだありませんが、自分が作図したものが着工していると耳にした時には、大きなやりがいを感じます。
設計には数多くの知識が必要となるため、入社2年目の私はまだ分からないことだらけ。ミスなく効率よく進めていくためにも、上司や周りの先輩、同期とのコミュニケーションが欠かせません。同期が近くで働いているので、日々助け合って仕事を進めています。目指しているのは、よりデザイン性の高い住まいが設計できる設計士。今は住宅設計部門の「デザイナー認定試験」を受けるため、担当している仕事を通してデザイン力を磨くようにしています。大学の課題では住宅の設計をするチャンスが多く、人々の生活を想像しながら動線を考えるという作業もしていたので、図面を書いている際「授業で学んだことがとても活かされている」と感じています。
駒沢女子大学を選んだ決め手は、インテリアについて学べる学部があったこと、少人数制で先生との距離が近く相談しやすい環境、そして2、3年次になってから好きな分野を選択できるカリキュラムでした。大学時代は知識量を増やしたくて、資格取得に積極的にチャレンジ。就職活動の際は勉強する姿勢を評価していただきました。設計の課題では、アイデア出しに時間がかかって悩むことも多かったのですが、授業中に先生と話し合える「エスキース」という時間が設けられていたおかげで、自分のアイデアをより膨らませて、頭の中を整理することができました。学生一人一人に寄り添ってくれていた駒沢女子大学の先生方に、今でもとても感謝しています。
ミサワホーム株式会社 勤務/人間総合学群 住空間デザイン学類(2025年4月より、空間デザイン学部 空間デザイン学科に変更予定/構想中)卒/2022年卒/「小さい頃から絵を描いたり何かをデザインしたりすることが好きでした」と話すNさん。設計士の道を選ぶきっかけだったと振り返る。「大学では、常に情報収集していました。他の人のアイデアから何か得られるものはないか模索し、自分のアイデアをブラッシュアップ。また苦手なデザインソフトにも挑戦して、自分の表現の幅を広げていました。大学3年生のときに代表で出展した「住宅課題賞」という展示会は、私の中で大きなターニングポイントでした」。