企業での研究職をめざし、大学院で学んでいます
岡山理科大学の大学院で、川の中の有機物の定量(ある物質中に含まれる成分の量を定めること)を行っています。絵の具を溶いた水を思い描いてみてください。絵の具の量によって透明度が変わってきますよね。似たようなイメージで、川の水に光を当てることで濃度を特定します。今はそのための条件を確定させている段階で、いずれは川の上流から下流までどのような濃度分布になっているかを調べる予定です。川の環境改善のためにも重要なデータになります。研究には失敗が付きもので、仮定してやってみると全然違う結果になることも。しかし失敗もまた大事なデータで、次に進むことができます。難しいだけに、とても挑戦しがいがあります。
理科が好きだったので、将来は中学か高校の理系科目の先生になりたいと思い、岡山理科大学の理学部化学科に進学しました。学部時代は1年次から実験が多く、初めて体験する反応や現象に興味をひかれながら、楽しく学ぶことができました。2年次からは4つのコースに分かれ、学生はそれぞれの関心にあわせて専門性を究めていきます。私はそこで「大学院早期進学コース」を選択しました。これは、企業や公的機関での研究職をめざし、大学院へ早期進学するコースです。大学で学ぶうちに、将来の目標が学校の先生から企業の研究職へと変わっていったのです。3年次には「分析化学研究室」に所属し、今につながる研究をスタートさせました。
研究テーマはそれぞれ違っても頼りになる仲間たち
理科が好きで、将来その知識を生かしたいみなさん。まず研究者になりたい人は、早い段階から実験にたくさん触れられるところで学んでほしいと思います。次に教育者になりたい人は、すぐに教育学部への進学をイメージするかもしれませんが、多様な学部学科で教員免許が取得できることを知ってください。そのうえで自分の引き出しを増やすような学び方ができるところを選びましょう。研究者をめざすにも、教育者をめざすにも、岡山理科大学には理想的な環境が整っています。施設・設備も充実しているし、大学院に早期進学できる魅力的なコースもあります。勉強で疲れたときは、眺めのいいスカイテラスでリフレッシュするのがおすすめです。
岡山市街を一望するキャンパス内のスカイテラス
岡山理科大学大学院 理工学研究科 自然科学専攻 物質科学コース/理学部 化学科(2024年3月まで在籍)/理科系科目の中でも、とりわけ化学分野に興味津々。子どものころから「氷はなぜ水に浮くのだろう」というようなことを考えていた。大学進学で香川から岡山へ。キャンパスまでは自転車で15分と便利。居酒屋でのアルバイトも継続中。
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