岡山商科大学／卒業後のキャリア（法学部法学科裁判所事務官遠藤　嘉一さん）【スタディサプリ進路】

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先輩の仕事紹介

適正・迅速な裁判の運営を行政面から支える仕事に、責任感とやりがいを持っています！

裁判所事務官

法学部法学科公務員コース卒/2023年卒

遠藤　嘉一さん

この仕事や研究の魅力・やりがい

現在、鳥取地方裁判所に勤務し、会計課に所属しています。会計課は裁判所で扱われるお金の管理を任される部署で、裁判所の職員の給与の支払事務のほか、裁判官や裁判所書記官の出張旅費や刑事裁判の保釈保証金の処理なども担当しています。私が担当している保管金（事件当事者が裁判所に納める裁判手続に必要なお金）事務は、事件の進行に必要不可欠なものです。責任も大きく、その分やりがいを感じています。また、法律や通達等の根拠に基づき仕事をしているので、勉強をして、成長を続ける必要がありますが、その点も魅力といえます。分からないことは、根拠や資料を読み込み、先輩や上司に相談しながら学んでいます。

この分野・仕事を選んだきっかけ

岡山商科大学では法学部に在籍していたので、将来的に大学で得た専門的な知識が活かせる仕事に就きたいと考えていました。いくつか公務員試験を受験しましたが、学生のときに得た知識を仕事に活用しながら、困っている方々に分け隔てなく公平に接することができることから、裁判所で働くことを選びました。また、仕事選びにおいて重点を置いた一つにワークライフバランスがあります。公務員試験対策で勉強を進めると同時に、裁判所事務官について福利厚生なども調べました。裁判所では仕事とプライベートの両方を充実させることを目指すワークライフバランスが考慮されていることを知り、自分らしい働き方ができると思い、この仕事に就きました。

物事を一つずつ確実に処理できる能力も必須

学校で学んだこと・学生時代

大学3年生の模擬裁判時に、脚本を作成する上で登場人物の設定や事件の状況、使用される物について事細かに友人と議論をしたことが思い出に残っています。また、頻繁に行っていたディベートで、同じチームのゼミ生と一緒に時間を掛けて主張を整理することが多く、相手の意見を尊重することの重要性を学びました。公務員試験は教養と専門を合わせると科目数が多く、勉強を続けることは大変でしたが、司法書士を目指す同じ学部の友人に勉強法を聞いたり、学習の進捗状況を確認し合ったりするなど切磋琢磨して頑張りました。ゼミの先生には試験へのスケジュール管理などをサポートしていただきました。

資格試験合格を目指す友人の存在が励みになりました

遠藤　嘉一さん

鳥取地方裁判所勤務/法学部法学科公務員コース卒/2023年卒/鳥取県出身／米子工業高等学校卒。大学卒業後は公務員を目指そうと考えていたので、法学部の公務員コースがあった岡山商科大学を志望しました。2年生時のゼミ活動の一環で、裁判所の見学・傍聴に行ったことがきっかけで、裁判所事務官という仕事を知り、目指すことに。試験勉強を始めた当初は裁判所事務官になれると思っていませんでしたが、やりたいことを見つけ、努力を重ねる中で挑戦しようと思えるようになりました。まずは始めてみないと分からないので、何事も挑戦する気持ちを忘れずに、自分の可能性を大切にしてもらいたいと思います。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…