ロボットのセンサーや動力になるモーター、材料力学などを学び、実際にロボットにセンサーを取り付け自動で動かすことなどを行っています。また課外活動のゼミでの研究活動にも参加。「日本ロボット学会学術講演会」に論文を提出し、学会発表を行うことができました。
目標や学びたいことは明確でしたが、実際にさまざまなコースの仲間や先生と話すと、知らない分野や思いもよらなかった分野から知識を総括して機器を1つ生み出せると知りました。目標はぶれていないのですが、将来的にはもっと違う分野に関わってもよいかなど選択肢が増え、色々な将来像が見えてきました。
ロシアに留学していた時に日常的に言語の壁を感じる中、翻訳機器のお陰でなんとかリアルタイムに円滑に会話ができた体験をきっかけに、身体的に障害がある方に提供できる機器の開発に携われたらと、この大学に入学を決めました。
目標や夢を明確に持って学んだほうが良いですが、分野にこだわらず、様々な人や先生との会話や学びの中から視野が広がってきて、自分の可能性も広がってくることもあります。この大学は在学中に実習などで新しい経験を積む機会が豊富なので、恵まれていると思います。