デパートで開催されたコーヒーマルシェで、コーヒーに興味を持った藤井さん。それをきっかけに飲食業について学びたいと思い、札幌ベルに進学した藤井さんから学校生活について聞きました。
カフェ・スイーツ専科は、1年制ということもあって、密度の濃いカリキュラムが特徴です。カフェ、スイーツ、パン・フードまで幅広い分野を学び、商品開発や店舗運営を体験することで、実践力と開業のノウハウを身につけます。その中心となる場所が1階のカフェ室です。エスプレッソマシンなど、本格的な設備が整い、オープンキャンパスの会場にもなるここは、休憩や友だちとの待ち合わせにも利用する私の行動拠点でもあります。
ドリップコーヒーやラテアートの入れ方、飲み比べ、歴史や産地など、コーヒーについて広く学べるバリスタ実習は、コーヒーへの理解が深まる授業です。毎回、座学でしっかりと説明を受けてから実習に入るので、効率よく知識と技術を身につけることができます。また、コーヒーマイスターの資格取得に挑戦できる専門学校は北海道ではここだけ(2023年12月現在)。業界で活躍する先生から就職につながる情報を得られるのも魅力!
カフェ、レストラン、パティスリーを行う「ベルズキッチン」は、商品開発から仕込み、販売、売上計算まで、店舗運営について一連の流れを経験する「学内店舗実習」の場。それまで学んだことを実践する機会ともなるので、自分の実力と課題が明確になります。カフェのオーナーなど、業界のプロによる「特別授業」も行われ、店舗のコンセプト作り、内装へのこだわり、仕入れについてなど、具体的な話が聞けて勉強になります。