家族や友だちのためにお菓子を作ることが大好きだったという中田さん。札幌ベル製菓へ進学し、「腕が上がったね」と言われることがうれしいと話す中田さんから学校生活について聞きました。
産学連携ディスカバリープログラムは、貴重な体験ができる札幌ベル製菓ならではの取り組みです。中でも、国内外で活躍するプロから学ぶ「特別授業」では、一流の技術や考え方に触れ、パティシエになりたいという想いがより強くなりました。また、「おでかけ授業」では栗山町のいちご農家を訪ね、いちご狩りや雑草抜きを体験。生産者さんの苦労を知り、食材への感謝の心を忘れず、大切に扱わなければならないことを実感しました。
設備や機材が整った実習室で行う授業は、先生のデモンストレーションを見て作業の手順やコツを学び、実践でスキルを身につけていきます。洋菓子、和菓子、パンのほか、ショコララボというチョコレートを専門に扱うスペースがあり、幅広い分野を体験できるのも魅力。実習はグループで行うため、共同作業を通して社会性やコミュニケーション能力も養われます。実習でリーダーシップを取れるようになることが今の目標です。
入学前、一人でオープンキャンパスに参加するのは不安でしたが、先輩方が気さくに話しかけてくれたお陰でそんな気持ちもすぐになくなりました。先生との距離も近く、どんな質問にも丁寧に答えてくれます。担任の先生との初めての面談では私の長所に気づき、褒めてくれたことが印象に残っています。自信がついたことで、「学内販売実習」では率先してお客さまにお声がけをするなど、何事にも積極的に取り組めるようになりました。