学校独自のプログラム「ゼロガク」で新しい自分を発見できたという道さん。卒業後を見据えた独自のカリキュラム「みらいデザイン学」など、介護福祉士になるためのリアルな学生生活を紹介してもらいました!
次年度の入学が決まった学生たちが、入学前に顔を合わせて交流する「ゼロガク」は、自分自身の得意な事や苦手な事、何ができるのか? などを、仲間との協力作業やコミュニケーションの中で見つけていきます。今まで自分にとってマイナスだと思っていた感情が、見方を変えると実は大切な感情だったことに気付いたり、反対に相手の良い所を発見することができたり、人と関わる仕事をしていく上でとても役立つ経験ができました。
せいとく独自科目「みらいデザイン学」は、社会人としての基本的マナーや人間関係について学ぶ授業です。たとえば、自分の思いを伝えることが苦手で、黙ってしまう…なんてこともあるかと思います。どんなに自分の中で一生懸命考えていても、それを伝えなければ周囲からは「何も考えていない」のと一緒なんです。「間違っていたとしても、勇気を出して相手に伝えてみることが大事」だと、コミュニケーションの大切さを学びました。
介護福祉士としての実績を重ねた先生方から、実際に現場で体験した話を聞けるので、教科書を読むだけでは理解できないことも想像しやすいです。「こんな利用者さんがいて、このように対応した」などの実例を交えた説明はとても貴重です。授業では、事例をテーマに対応の仕方を学生たちで考えて発表するのですが、学生それぞれ思いつく方法が違って「そういう考え方もあるのか」と、勉強になりますし刺激にもなりますね。