幼少期に通っていた保育園の先生へのあこがれから、「私もそれぞれの子どもに合った保育を実践できる保育士になりたい」という思いを強く抱くようになった大藏さんにこの学科の特徴を語っていただきました。
子どもの発達、子どもや保護者の方々の支援について主に学にでいます。この大学では2年間で5回、合計約9週間におよぶ学外実習が行われます。私は1年次に大学附属幼稚園で、2年次は地元(長野県)で学外実習を行いました。保育の仕事で大切なのは子どもの成長や個性に合わせて関わり方を工夫することです。早い段階でそのことに気づけたのも学外実習に行ったおかげだと思います。
地元の子どもたちを大学に招いて行われる「こどもまつり」では、私たちが作った世界旅行の物語を子どもたちに楽しんでもらいました。その他、岡崎市の子育て支援ボランティアなど、子どもと実際にふれ合いながら学ぶ機会がたくさんあります。卒業後は地元長野県の保育士(公務員)として働くことが決まりました(2023年10月17日時点)。この大学で学んだことを活かし、子どもといっしょに私も成長していきたいです。
ピアノは保育士や幼稚園教諭になるために必須の技術です。私は初心者でしたが、この大学では4つのレベルにわけ、それぞれの能力に応じてマンツーマンで先生がしっかり教えてくださるので安心できました。全くピアノが弾けなかった私も放課後毎日のように音楽棟へ行って練習を繰り返した結果、かなり上達したと思います。また、弾き歌いでは園児が歌いやすいように歌のペースを考えてピアノを弾くことも教わりました。