私が一番力を入れているのは博物館演習です。学内で行われる展示会で展示方法などの実習をして、そのうえで学外の博物館などで実際の学芸員の仕事を体験することができます。日本史の座学では、時代区分ごとに専門の教授の講義があったり、日本文化史だけでも古代から近現代、思想史、民俗学などさまざまな分野を学べます。
小さい頃に水族館の学芸員さんと仲良くなったことと、化石や歴史が大好きだったことから「博物館の学芸員になりたい」と考えるようになりました。展示の企画を立てたり、解説文を考えたり、会場の設営に工夫を凝らしたりするのは、とても楽しそうです。そのために、学芸員の国家資格取得をめざしています。
博物館学芸員をめざすため、学芸員の国家資格を取れる大学であることが第一条件でした。また、長年続けてきた書道をテーマに卒業論文に取り組みたいと思っていて、歴史や文化史を深く学べる同朋大学を選びました。
対面授業かオンデマンドかなど、自分に合った講義スタイルの大学を選ぶことも大切です。私の場合は対面の講義が多く、先生ともコミュニケーションが取りやすい小規模大学であることがポイントになりました。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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1限目 | 漢文基礎学II | 中国文学 | ||||
2限目 | 人文学購読演習II | 情報演習E | 仏教史(インド) | |||
3限目 | 文化交流史 | 人文学演習IIE | 日本文学(中世)2 | |||
4限目 | 博物館展示論 | 現代世界情勢 | ||||
5限目 | 博物館実習I | |||||
6限目 |
日本古代史のゼミで、中国から伝わった書道の流派が古代の日本でどのように各地へ伝わっていったのかを研究しています。また、フィールドワークの機会も多く、普段は見られない場所を見学できるのも楽しいです。