応用化学科の研究室で私が取り組んでいるのは、脂質を捉える分子を光ではなく、電気反応を使って識別する研究。これは医療分野で役立つ研究テーマで、実現すると糖尿予備軍の人の検査が今までよりも早く、簡単にできるようになります。研究では仮説を立てて実験や成果を分析し、理論を組み立てていくのがおもしろいです。
これまで学んだ応用化学の専門知識をはじめ、実験の方法論や実験設備、分析機器の操作知識を活かせたらとの思いを持って就職活動をしました。最終的にゴムや樹脂製品などの開発・製造を手掛ける企業に研究職として内定をいただいたのはうれしいことです。将来は、世の中に求められる商品、ヒット商品を生み出したいですね。
理由は、この大学は歴史も知名度もあり、就職にも有利だと思ったこと、理系分野・化学分野を学ぶ上で重要な設備が数ある私立大学の中でも充実していること。後は、兵庫県からでも通えることも入学の決め手でした。
大学での学びや就職活動で企業訪問をする中で、「化学はどんな分野にも活かせる学びだ」と実感。建築や自動車、食品、化粧品、塗料、香料など、幅広い業界で活躍できる未来が広がっているのが応用化学の学びです。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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1限目 | 無機化学 | 有機化学II | 歴史学 | 応用化学演習a | ||
2限目 | 分析化学I | 微分方程式I | 基礎化学演習c | 化学 | 物理化学II | |
3限目 | キャリア・イングリッシュIa | 応用化学実験A | 哲学 | 工学コミュニケーション英語基礎a | ||
4限目 | 危険物取扱法 | 生涯スポーツI | 応用化学実験A | |||
5限目 | ||||||
6限目 |
「実験は基本的に自分達で考えて行う」という指導もあり、自然と自分の頭で考える力、自発的に行動する姿勢が身につきました。自由度が高い環境で数多くの実験ができるため、毎日充実しています。(2年次前期参考)