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電気工学はこんな人に向いている

当たり前に使っているけれど、目で見ることはできない電気。そんな電気のしくみについて疑問を持ったことがある人は電気工学でやりがいを見つけられるでしょう。また、電気に関するあらゆることを学べる学問なので、自分の興味や卒業後の進路が定まりきらない、自分の可能性を広げたい、という人にも向いているでしょう。社会の基盤づくりに興味がある人や、いわゆる理系、工学系の枠にとらわれない学びをしたい人にとっても、おすすめです。

※このコンテンツは2018年の取材に基づき構成しています

電気工学は自分の可能性を広げたいという人にも向いている

目に見えない電気のしくみを解明したい

電気について不思議に思ったことがある、そのしくみを深く知りたいと考えているという人は、もちろん電気工学に向いています。電気は私たちの生活になくてはならないものだけに、当たり前になりすぎて、そのしくみに疑問を持つことは多くはないかもしれません。しかし、送電のしくみや、スイッチひとつで熱や動力、光や音といったエネルギーを得られるしくみなど、何となくはわかっていても、詳しく説明できないことがたくさんあります。そうした身の回りの当たり前に対して疑問を持ち、自分で突き詰めることができる力が、電気工学では求められます。
また、いわゆるものづくりやことづくりに関わるほかの工学分野と大きく違うのが、研究対象が目に見えないものだという点です。ですから、概念的なものを理解することが得意であったり、具体化して考えられる想像力を持っていたりすると、電気工学を学ぶうえで助けになってくれるかもしれません。

ものづくり、ことづくり、街づくり、環境など、幅広い分野につながる

電気工学は、すべてのものづくりとことづくりの基盤となる学問ですから、とても領域が広くなっています。電子工学、情報工学、通信工学など、電気工学から派生した学問領域は少なくありません。また、建築やインフラなどの社会システムを考えるうえでも、電気の知識は欠かせないもので、ここで得る知識と技術は、幅広い分野で求められる学問と言えます。
今、将来の進路に悩んでいる人、自分の可能性を広げたい人、就職先の幅を狭めたくないと考えているならば、電気工学で学びを深めてみてもいいかもしれません。そこで身につけた力は、情報、機械、応用化学、建築、土木の技術者など、将来多くの選択肢を与えてくれるはずです。
街づくりや環境問題に関心があるという人にとっても、電気工学はぴったりの学問と言えるでしょう。電気そのものはクリーンなエネルギーとして、電気自動車などに活用されはじめています。また、現代社会において発電に関してはさまざまな環境問題が浮き彫りになっています。こうした問題を解決するのも、電気工学の課題になります。より効率的に電気を生み出す発電や、ロスの少ない送電、同じ量の電気からできるだけ多くのほかのエネルギーを取り出す方法、余った電気を貯蓄しておくしくみ、街全体を効率よくエネルギーを配分しながら「Society5.0」を実現するスマートシティなどができれば、エネルギー問題や環境問題の解決につながるでしょう。

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