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電気工学とはどんな学問?

電気に関わるありとあらゆることを研究する電気工学。エネルギーとしての電気の効率的な活用方法を考える分野、電気回路や半導体について研究する分野のほか、情報・通信や光など、その研究領域は多岐にわたります。

※このコンテンツは2018年の取材に基づき構成しています

研究対象領域の広さも電気工学の魅力

電気をより安全に、効率的に利用する

私たちの生活に欠かすことのできない電気。そんな電気に関するあらゆることを研究する総合的な学問が電気工学です。
電気に関する学問は、発電、送電、それに関わる設備の設計、電気を光や熱、動力に変換し利用するなどエネルギーとしての電気を扱う「重電(強電)」と、インターネットや光通信などの通信や電話といった情報の伝達技術や、その情報を制御コントロールする半導体などの「弱電」という分野に大別されます。現在の電気工学ではこうした電気全般について総合的に、より効率的に、安全に、簡単に利用するための方法を探究しています。
このため、MCCといわれる計測・通信・制御の各技術について理解を深め、新たな技術を創造に挑んでいきます。

電気に関するすべてが研究対象

電気工学は、電気全般を対象とするため、その領域がとても広いのが特徴です。まず、エネルギーとしての電気、いわゆる重電(強電)分野があります。ここでは、電気を生み出す方法から、効率的に輸送する方法、それに関する設備、さらには、電気エネルギーから光や熱、磁気といったほかのエネルギーを取り出し、応用する方法などを研究します。
また、電気や磁気を用いて情報を記憶したり伝達したりする方法について研究する弱電分野もあります。記憶媒体やデジタル回路などの、ハードウェアを専門とする領域です。さらに、電気による通信やメディアに関するテーマも、電気工学の一分野です。通信技法や情報処理といった、ソフトウェア部分について研究します。
ほかに、光に着目した分野もあります。光は電磁波の一種ですから、電気工学の範疇になる研究分野なのです。ここでは光通信やダイオードなど、光を利用する方法を研究します。
これだけ幅広く、さまざまなテーマを含む電気工学ですが、「電気工学科」といった場合、はじめに挙げた「エネルギーとしての電気(重電(強電))」を主な対象としていることが多いようです。その場合、その他の領域はまた個別の学科や専攻として設置されています。

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電気工学と他の学問とのかかわり

電気工学では何をどのように学ぶか

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電気工学のここが面白い

もっと先生たちに聞いてみよう

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電気電子通信技術で超スマートエネルギー社会を目指す先生

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日本電子専門学校 電気・電子分野電子応用工学科(2年)
仲田 英起先生

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電力業界、IT・コンピュータ業界などのエンジニアを目指せます

静岡理工科大学 理工学部 電気電子工学科
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もっと在校生たちに聞いてみよう

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人々の生活を支える電気技術者になるのが夢

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芹澤 勇人さん

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将来、電気の保安の仕事に就いて、人々の安全を守りたいです!

中国職業能力開発大学校 電気エネルギー制御科
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お客様に感謝される家電修理エンジニアになりたい

日本電子専門学校 電子応用工学科
小杉 晨冴さん

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もっと卒業生たちに聞いてみよう

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