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●学びのフィールド:社会・生活との関りを見てみよう.
エネルギー・資源工学はこんなふうに社会や生活とかかわっているんだ。●新エネルギー時代の自動車は? ガソリンや重油に代わる新時代の自動車エネルギーは、水素、太陽電池などいろいろ研究されている。ただし、今のところ電気自動車、または電気とガソリンのハイブリッド車が一歩リードしている。ここでポイントになるのが電池だ。さらに効率のいい電池が低コストでできれば、性能も上がり、一気にブレイクするはず。エネルギー工学で次代の自動車をつくろう。 ●ゴミ問題とエネルギー問題を一挙に解決! 都市で排出されるゴミ問題が深刻だ。これを解決した上でエネルギー問題も解決してしまおうというのがゴミ発電。2000年には200万キロワットを目指して開発が進められている。しかし、ここで問題になるのが、消却灰から出るダイオキシンをはじめとする汚染物質。燃焼温度を上げられればクリーンになるはずだが、今度は焼却炉の耐久性が問題になる。エネルギー工学のさまざまな分野が活用できそうだ。 ●太陽エネルギーの1万分の1がほしい 今もっともクリーンなエネルギーとして注目されているのが太陽エネルギーだ。現在降り注いでいる太陽エネルギーの1万分の1を利用できれば、地球上の全エネルギーをまかなえるという。ところが、現在では、太陽熱を電気に換えたり燃料にするにはあまりにも効率が悪すぎるのだ。エネルギー変換工学やプラズマ工学の分野で太陽エネルギーの活用法を研究しよう。 |