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農学では何をどのように学ぶか

まずは、生物学や化学といった基礎科目と合わせて、生産から販売にいたるまでの各過程について網羅的に学びます。学年が上がるごとに学びは専門的になりますが、そのテーマは実に多彩です。また、農業実習や加工実習、フィールドワークなど、実体験を通じた学びが多いのも特徴です。

※このコンテンツは2018年の取材に基づき構成しています

実体験を通じた学びが多いのが特徴

幅広い学習内容で研究テーマも多彩

1、2年次は生物学や化学といった基礎科目から、経済学や栄養・食物学、環境科学や教育学に関することまで網羅的に学び、さらに、生産、加工、流通、販売、そして教育といった知識を身につけていきます。その学びは幅広く、農業について多角的に理解を深めることになります。
学年が上がるとより専門的な授業が行われるようになります。そして、3年次から研究室に配属され、学びを深めながら、4年次までじっくり研究をするというのが一般的です。学びが広いだけに、農作物の品種改良、水産物の養殖、発酵や調味料などの食品加工、食品の需要と供給のバランス、環境汚染など、その研究テーマは実に多種多様にあります。何にでも挑戦できる環境が整っているともいえますが、その分、自分の興味ある分野をしっかりと見きわめていくことが重要になります。

実習や体験型の授業で理解を深める

農学を学ぶうえで欠かせないのが実体験です。農業実習や加工実習など、多くの大学ではたくさんの実習が設けられています。さらに、フィールドワークなど、流通や販売について、現場で学べる機会もあります。実際に体験し、肌で感じることで、それぞれの過程のしくみや流れについて深く理解し、また、農学の全体像を把握することができます。座学で知識を詰め込むだけではなく、自分で体を動かすことで、初めて本当に生きた知識が身につくのです。大学によって、どんな施設、設備があるか、どんな実習、体験ができるのかは大きく異なります。田畑や牧場のある大学もあれば、大きな生簀で養殖の実験をできるところもありますし、発酵食品を実際に作れる施設を有している大学もあります。自分が惹かれる研究ができるかどうか、あるいは実習ができるかどうかはその大学の環境によって大きく変わってきますから、大学を選ぶときにはこうしたポイントもしっかり確認するようにしましょう。
また、農学は私たちの衣食住に関するものを扱う学問ですから、その対象は身の回りにたくさん存在します。毎日の食事や着ている洋服、住んでいる家、そしてスーパーに並ぶ加工食品やその保存方法、売れ行きや値段など、見渡してみると、あらゆるところに学びを深めるヒントは転がっています。普段の生活のなかでも意識してみることで、より理解を深められる学問といえるでしょう。

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農学はこんな人に向いている

農学を学んだ後の進路と今後の展望

農学ではこんな研究をしています

農学のここが面白い

もっと先生たちに聞いてみよう

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伝統野菜の健康成分について研究する先生

日本大学 生物資源科学部
伊藤 紘子 准教授

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お米の澱粉を研究し、加工品の販売普及まで行っている先生

秋田県立大学 生物資源科学部生物生産科学科
藤田 直子教授

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華やかなペチュニアの模様の研究をしている先生

日本大学 生物資源科学部
東 未来 助教

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もっと在校生たちに聞いてみよう

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お客様や仲間に愛される庭師が目標。日本人の心になじむ庭を作りたい

テクノ・ホルティ園芸専門学校 造園コース
松本 颯留さん

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環境にやさしく、持続可能な方法で、農業の課題解決に挑みたい

酪農学園大学 農食環境学群 循環農学類 酪農コース
林 七海さん

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野菜は食べるのも育てるのも好き。特にじゃがいも愛は負けません!

テクノ・ホルティ園芸専門学校 野菜生産コース
小林 海斗さん

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もっと卒業生たちに聞いてみよう

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本学で学んだ農業の知識と技術を元に、現場の抱える課題解決に取り組んでいます。

新潟食料農業大学 
食料産業学部 食料産業学科 アグリコース

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学生時代の挑戦から得た経験が現場で武器になる

愛甲農業科学専門学校 
システム栽培学科

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