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●学びのフィールド:社会・生活との関りを見てみよう.
福祉学はこんなふうに社会や生活とかかわっているんだ。●手話ってカッコイイ! テレビドラマの影響か、今、手話通訳士や手話ボランティアが人気だ。手話はろうあ者同士、ろうあ者と健常者のコミュニケーションには不可欠だが、現在、手話通訳士として登録されている人の数はまだ少なく約2000人。本気で手話に取り組みたい人は障害者福祉論で手話の裏側にある思いにも気持を馳せよう。 ●”ひとりでお留守番”は犯罪! 子どもに暴力を加える、世話をしない、食事を与えないなど、子どもへの虐待は日本でも増加しているという。虐待の定義には、子どもを車に置いたままスーパーで買い物をするとか、幼児をひとりで留守番させることも入り、アメリカでは明らかな犯罪となる。幼児虐待や一切の世話をしないネグレクトなどについて児童福祉の分野から考えてみよう! ●老人力は社会の味方?! 2015年には4人に1人が高齢者となり、本格的な高齢化社会を迎える。社会保険や年金、医療財政のシステムが追いつかず大きな問題となっているのが現実だ。これまでの、世話をされるだけの老人像を固定観念にした福祉では、これからの高齢化社会には対応できない。加齢をポジティブにとらえ、社会に有用なものにしていく価値観が必要なのだ。老人福祉を学んで、生き生きとした高齢化社会を描いてみないか。 |