●関連するキーワード: 世界遺産 少年犯罪 地域紛争 |
●学びのフィールド:社会・生活との関りを見てみよう.
国際関係学はこんなふうに社会や生活とかかわっているんだ。●縄文杉が世界遺産になった 世界の大自然や遺跡を次代に残していこうという『世界遺産』。地球レベルの環境問題の解決に当たるため開かれている『地球サミット』などグローバルな活動のあり方を考えるのも国際関係学、国際協力論のテーマなんだ。 ●イラン人の友達をパーティに招いたけど… イラン人の友達をパーティに招いたら、料理にも、お酒にも手を出さない。なんか怒っているのかな…って思ったけど、実は、彼はイスラム教徒だった。彼らは宗教で豚肉、酒、煙草を禁止されている。外国人の友人をつくるということは、異文化を知ること。異文化コミュニケーションや比較文化論で異文化を学ぼう! ●アメリカでは10歳でも実名報道! 日本でも少年犯罪の低年齢化が進み、少年法の改正論議が盛ん。アメリカでは少年の銃による犯罪が多発。小学生ですら顔写真付きで実名報道されるという。法律上の少年の扱いを比較することで社会の問題点も見えてくる。国際法学、比較文化論などのテーマだ ●いずれに正義があるかが決めにくい地域紛争 イングランドvs北アイルランド、インドvsパキスタン、アラブvsイスラエル……世界各地で勃発している地域紛争は、何百年も前からの因縁を引きずっていたり、宗教的対立を抱えていたり、経済格差があったり、かんたんに理解できないものが多い。なぜ、現代世界に地域紛争が頻発するのか? 果たして解決の方策はあるのか? 国際関係学の分野から取り組んでみよう。 |