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●学びのフィールド:社会・生活との関りを見てみよう.
社会学はこんなふうに社会や生活とかかわっているんだ。●サブリミナルでコントロールされてない? テレビで何度も聞かされた商品名にはつい親しみを感じてしまう。コンビニの棚にその商品があれば、聞き覚えのない他の商品より手が出やすいってことないかな。それもテレビで見たとか雑誌に載っていたと自覚していないほど親しみが強いという統計があるらしい。ちょっとサブリミナルっぽいけど、広告手法にはサブリミナルすれすれのものもあるようだ。こんなことを調べるのも社会心理学の立派なテーマだ。 ●キティちゃんに群がるお姉さんたちを考えてみよう 少女趣味ファンシーグッズの代表格、キティちゃんが大ブレイクした。OLのお姉さんたちまでが新商品に群がって大騒ぎ。ところがこの現象を社会学的に研究してみると、彼女たちはいつまでも大人になりたくないとか、現代は少女でいるほうが生きやすい社会だととらえているのでは?という心理が透けて見えてくる。成熟した女性より少女に価値をおく社会って何だろう?社会の性別役割=ジェンダー論で追究してみよう。 ●毒入りカレー事件に見る事件報道のあり方 和歌山毒入りカレー事件は記憶に新しい。容疑者の私生活が暴露されたり、のぞき見主義の報道が目に付いた。読者や視聴者の野次馬根性を刺激しあおるのがマスコミだ。応用社会学で、メディアに操られることなく、批評力を身につけ、そして、本当の人間らしさを学んでいこう。 ●流行の裏側には変身願望? ストリートファッションのお手本は米国の黒人、コギャルたちが目指すのはバービードール。なぜか日本の若者ファッションでは「なりきり○○」が流行する。変身願望とも思えるその行動の裏側には一体何が隠されているのか? 若者のファッションを社会学で見ていくと、現代社会の若者像が見えてくる。 |