2026年4月、地域や社会の課題を解決する人材を育成する「Co-Innovation University【略称:CoIU】(仮称)」が開学予定です。地域と連携した実践的な学びを通して持続可能な未来を構築する理論と実行力を養う場となることでしょう。私自身はヘルスデータサイエンスを専門領域とした研究・教育に携わってきましたが、そのコアには科学という方法論を用いて社会を変えたいという思いがあり、本学においても経済・経営を中心に、環境、健康、デザイン、社会学など、様々な知を取り入れながら地域社会の未来と向き合う教育に取り組んでいきます。特に重視したいのは学生の「問いを立てる力」を高めること。これは問題の本質を見抜いて言語化する力や“何故?”という好奇心を持ち続けることが社会変革には不可欠だからです。
「問いを立てる力」と、他者と共創して課題解決する「共創力」を身につけた人材の育成を目指す。
1年次は岐阜県飛騨市のキャンパスで行われる対話型の授業で共創学の理論や幅広い領域の基礎理論を学び、2年次以降は全国各地域で行われるプロジェクトにインターンとして参加しながら地域の課題解決をリアルに学ぶことになる。どの地域拠点で学ぶかは学生自身の興味、関心に即して選択でき、一つの地域で多様なプロジェクトに参加することも、別の地域に移り、同じテーマを追求することもできる。なお、飛騨市にはメインキャンパスのほか、古民家を改装した学びの場も用意されるなど、地域との接点を大切にしながら学習できる予定だ。
地域の現場で学ぶ長期型インターンシップ(ボンディングシップ)。人口規模や特徴も多種多様な地域で学ぶ。
生成AIの登場によって学び方も働き方も大きく変わろうとしており、デジタルネイティブである皆さんには次世代の主役になることが期待されています。より良い未来を創っていくため、CoIU(仮称)で共に学びましょう。
慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室教授。2003年東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻修士課程修了。同分野保健学博士(論文)。早稲田大学人間科学学術院助手などを経て、2014年東京大学大学院医学系研究科医療品質評価学講座教授。2015年慶應義塾大学医学部教授。2016年国立国際医療医研究センター国際保健政策・医療システム研究科グローバルヘルス政策研究センター科長(非常勤)。
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