工夫が凝らされたスクーリングは楽しい思い出です
約1300名の社員を擁する大手建設会社の人事労務部門で、給与や社会保険関係の手続き、社員のモチベーションアップのための制度設計などを担当しています。今、力を入れているのは育児休暇に関する制度をさらに整えることです。女性にとって大切なライフイベントが離職に繋がってはなりませんし、業務に精通した人材を失うことは会社にとっても損失になるので、誰もが長く働ける環境を制度面から作っていくのが私の役割だと考えています。復職された方が挨拶に見えお礼を言ってくださった時には本当に嬉しくなりますし、育児に限らず社会保険や将来の年金受給に関する一人ひとりの疑問や要望に寄り添う業務に大きなやりがいを感じています。
建築設計事務所で事務職をしていた時の経験がきっかけです。小規模な事務所だったため、さまざまな業務を任せていただいたのですが、中でも社会保険制度などを通して「人」と向き合う人事労務の業務に興味を覚え、その分野のプロである社会保険労務士を目指すことにしました。資格取得後に転職した社労士事務所で実務に携わりながら感じたのは、顧客からの問い合わせに教科書通りの答えを返すことはできても「相談相手」としては非力だということです。それを乗り越えようと考えて人事労務の業務に直結した科目が豊富な本学への編入学を決意しました。卒業後は資格取得や働きながら学んだ姿勢が評価され、現在の会社に入社することができました。
社員の要望に沿った制度を紹介することも私の役目です
人事評価・人材育成など社員のモチベーションに繋がるような科目と、ビジネス心理学・メンタルヘルスマネジメントなど心に関する科目を中心に専門知識を深めることができたと思います。また、入学前は自分の意見を人に伝えることに苦手意識を持っていたのですが、オンラインによるスクーリングの機会に勇気を出して発言するように努めた結果、その苦手意識が少しずつ薄れてきましたし、何事にもチャレンジしようという気持ちが持てるようになったことは大きな収穫です。もちろん、働きながらの学習はスケジュール管理の面での大変さもありましたが、やり遂げたということで自信もつき、問題解決のための思考力も鍛えられたと感じています。
社労士試験で勉強した法律知識を業務に活かしています
大手建設会社勤務 人事部門給与・厚生チーム課長/情報マネジメント学部 現代マネジメント学科 人材・組織マネジメントコース/2022年卒/東京農業大学短期大学部卒業後、金融機関に入社して経理業務を担当。結婚を機に退職し、その後は非正規社員としてメーカーや教育機関の事務職に従事。やがて自分の働き方を見直すことで「再度、仕事に打ち込みたい」と考え、2013年、正規社員として建築設計事務所に入所。2018年、独学を重ねて社会保険労務士試験に合格。2019年、社労士事務所に入所。2020年、産業能率大学に3年次編入学。2022年、同大学卒業後、大手建設会社に転職。2024年9月、同社人事部門の給与・厚生チーム課長に就任。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。