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  • 鈴木 みどりさん(研究員(学芸員))

私立大学/東京

タマカワダイガク

好きな作品のそばにいられることもこの仕事の魅力です

先輩の仕事紹介

どなたでも来館できる環境を整え、作品や博物館の魅力を発信しています

研究員(学芸員)
教育学部 教育学科 卒
鈴木 みどりさん

この仕事や研究の魅力・やりがい

博物館の教育普及担当として勤務しています。「教育普及」というと子ども向けのプログラムを提供したり、講演会を開催したりというイメージがあるかもしれません。もちろんそうした業務もありますが、近年は博物館教育に関する考え方がさらに広がってきました。たとえば言語が異なる外国の方や、視覚や聴覚に障害がある方、感覚過敏の方など様々な方に安心して来館していただき、楽しんでいただくための仕組みづくりや、プログラム開発なども行っています。すべての方に博物館で充実した時間を過ごしていただき、元気になっていただけたら嬉しいですね。「楽しかった」「また来たい!」と思っていただけることが一番のやりがいです。

この分野・仕事を選んだきっかけ

もともと美術が好きで、短期大学では生活芸術科という学科で主に美術史と制作を学びました。短大卒業後は美術商に就職しましたが、さらに学んで学芸員を目指したいという思いから、玉川大学通信教育課程へ編入学をし、働きながら勉強することに。本学で教育学に関する知見を得て興味をもったことが、後の自分の進路を決定づけました。博物館での教育普及の役割について関心が高まり、教育担当の学芸員である「ミュージアムエデュケーター」を目指したいと思ったのです。自身が感動した作品の素晴らしさを伝え、博物館や美術館の魅力を発信できる教育普及の仕事は、作品の研究者とはまた違ったやりがいを感じています。

誰もが楽しめる博物館にしたいと思っています

これからかなえたい夢・目標

博物館には多様な楽しみ方があります。様々な展示物を鑑賞することで、知的好奇心を満たす。作品をとおして自分自身と向き合う。大切な人と感動を分かち合う。クリエイティブな刺激を受ける…。実生活で悲喜こもごも様々な思いを抱えていたとしても、来館されることで元気になり、やさしい気持ちが湧いてくるような場にしていきたいと思っています。また私たちは博物館で働くボランティアの方の育成やインターンシップ制度を通じて、人材育成についても積極的に行っています。そうした取り組みによって、博物館の今と未来を支える人材を多数育てていくことも、私たちの役割だと思っています。

次代の博物館を支える人材の育成にも注力しています

鈴木 みどりさん

東京国立博物館勤務/教育学部 教育学科 卒/1990年に跡見学園女子短期大学を卒業後、美術商に勤務しながら玉川大学通信教育課程2年次に編入学。1993年9月に同学卒業し、学芸員資格を取得。その後、英国のマンチェスター大学大学院に留学し、博物館学・美術館学を学修してM.A. (Master of Arts)を取得。帰国後いくつかの博物館・美術館で経験を積んだ後、1999年に東京国立博物館に入職。現在は学芸企画部博物館教育課長として勤務している。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…
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