仕事と学習を両立したことで大きな自信が得られました
数年前に体調不良によって休職した際、自身のキャリアを振り返り、スキルアップの必要性を感じました。その後コンプライアンス関連の部署に異動が決まり、法律に関する興味が高まったことから中大通教への入学を決意しました。新たな分野を学んで自分の得意分野をつくるということは、職業人として大きなやりがいがあると思ったのです。学び始めてからは、仕事で法律に関わる業務に携わった際などに、大学で得た知見が役立っています。また、原理原則に基づいてものごとを考えるという思考が培えたことも良かったと感じます。大学卒業を自社で報告した際、上司から想像以上に高い評価をいただき、学んだことの価値に改めて気づかされました。
最短2年間で卒業可能な3年次編入で、大学への一歩を踏み出しました。入学した当時はコロナの感染が拡大していた時期で、在宅勤務が続いていたため、平日は自宅で仕事を終えた後に約2時間程度学習。休日にまとまった時間をとり、教科書や参考図書を読み込んでレポートを書くというペースで学んでいたほか、オンラインで行われる学生会支部の学習会などにも参加していました。またスクーリングの機会に学部で教鞭を執る先生方の指導を受けることで、密度の濃い学びが得られたと感じています。入学当初は学習ペースがつかめず苦労することもありましたが、自分なりのやり方を確立してからは、レポート提出の速度も少しずつ上がりました。
法的思考は仕事の様々な局面で役に立ちます
実績と歴史がある中央大学法学部は、入学する際のハードルが高いと感じられる方も多いと思います。実際、卒業後に司法試験に合格する方もいて、レベルの高い学習環境です。でも一方で、法曹の専門家を目指すのではなく、私のようにスキルアップのために学び直そうという人も少なくありません。仕事と学習の両立が困難だと心配する方もおられると思いますが、時間に余裕をもって学ぶという選択肢もあるでしょう。私は自分に負荷がかかり過ぎないように学習し、5年かけて卒業しました。40歳を超えてから新たな分野を学ぶことに対して、意欲と興味が湧くこと自体が新鮮な発見であり、収穫だったと思っています。ぜひチャレンジしてみてください!
新たな学びの扉を開くために、年齢は関係ありません
外資系生命保険会社勤務/法律学科/2025年卒/体調不良で休職したことをきっかけに自身のスキルやキャリアについて見つめ直し、新たな学びを得たいと思って大学3年次に編入学。働きながら学び、学士(法学)の学位を得る。
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