大学院を目指すにあたり、親身に指導いただきました
元々慶應義塾大学を卒業した後に国家公務員として勤務し、東京通信大学での学びを経て現在はアメリカのカルフォルニア大学バークレー校の大学院で統計学を学んでいます。数学的な基礎力を身につけた後は、公共政策や開発学などを学んでさらに専門性を高めるためまた別の海外の大学院に進学したいと考えています。そして、日本に戻ってからはEBPM(エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキング/エビデンスに基づく政策立案)を推進する立場として活躍したいと考えています。もともと飢餓の問題に関心があるので、いずれは国際機関に出向したりして、EBPMを推進しながら日本のプレゼンスの向上にも貢献できたらいいなと思っています。
慶応義塾大学に通っていた頃に、アフリカ・中央アジアなど発展途上国を巡り飢餓等の食料問題に関心を持ちました。大きな政策に携わるためには国の機関の仕事が最適と思い国家公務員の道を選んだのですが、社会人になってからも、できれば学問と仕事を両立しながら、日本国、そして世界のために役立つキャリアを形成していきたいという思いがありました。東京通信大学に進学したのは、統計を所管する部署に異動となり、データやシステムに関する自身の知識が不足していると感じたことががきっかけです。独学よりも大学で学問として体系的に学ぶ方が、統計やデータサイエンスにつながる学位も取得でき、長い目で見て強みになると思いました。
アメリカで学び、日本の政策立案に生かしたいです
大学院への学びにつなげるために、リサーチレポート(卒業研究)を履修しました。研究テーマを決めるまで、先生と一週間に一回、進捗を確認でき、日常の話題から議論して課題を抽出したり、密にコミュニケーションを取りながら取り組めたのがよかったです。オンラインで定期的に相談に対応してくださるなど、優しく、親身になって指導いただきました。また国家公務員として人事院の留学制度を活用するには、国内での選考の通過後、留学を希望する大学院の選考にも通過する必要があります。選考では大学院で学びたいことや卒業後にどう活かしていきたいかをエッセイにまとめる課題がでるため、先生方に何回も添削いただきながらまとめました。
卒業研究の指導をしてくださった前野先生と再会
人事院の制度を利用し、カルフォルニア大学バークレー校に留学中/情報マネジメント学部 情報マネジメント学科IT・情報システムコース/2023年卒/東京通信大学を検討している学生へのメッセージは、「東京通信大学の魅力は、私の所属していた情報・システム分野をはじめ、あらゆる広い分野を履修できる幅広さ、場所や時間を問わない学び方のフレキシブルさ、もっと研究を進めたいと思った時に対応してもらえる深さ、だと思います。この中で一つでもいいな、と思った方、そして学びたい意欲のある方は、ぜひ新しい扉を開いてみてほしいです。きっと充実した大学生活が待っています」とのこと
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