前職で、プログラマー、SE、コンサルタントと幅広い仕事を経験してきました。特に企業の基幹システムとなるERPパッケージの導入や開発に携わる中で、現場ならではの知識を多く学びました。そうした経験から、授業では現場で役立つ知識、学生たちが気になる客先常駐の現場でのコミュニケーションの大切さや、よく起こるエラーへの対処法など、教科書だけでは学べないリアルな話をたくさんしています。
プログラミングの醍醐味は、試行錯誤の末にコードが動いたときの達成感です。PCは指示通りにしか動かないので、指示をうまく言語化し、PCをうまく使って「やりたいこと」が画面上で実現する。その喜びはとても大きいもので、達成感を感じることが成長に繋がる。それがIT系の仕事の魅力の一つだと思います。
SEもプログラマーもコンサルも、言葉を多用する仕事。自分の表現が人やPCに伝わる面白さを感じて欲しい
「高校まで情報処理に触れたことがない学生も大歓迎!」という藤井先生。実際、はじめてプログラミングを体験するという学生も多いが、大原簿記情報ビジネス専門学校時代のカリキュラムをもとに基本的な内容を半年~1年で効率的に学び、その後は個人やグループ単位での実習を多用しながら実際の開発を体験していく。就職サポートも手厚く、「大手企業希望、ベンチャーで自分の力を試したい、地元で就職したいなど、学生一人ひとりの希望を聞きながら就職に結び付けています」。
「SEは設計書を作成し、それをプログラム言語にするのがプログラマー」とわかりやすい例で示す藤井先生
プログラミングは難しそうと思われますが、あくまでも言語なので、求められるのはむしろ言葉を理解する力。ライトノベルや本、漫画など文字を読んで情景を想像する力を身につけておくと、仕事でも必ず役立ちますよ。
eスポーツとゲームのサークルの顧問でもある藤井先生。学科やコースを超え学生同士が盛り上がっているそう
専門:Python システム開発、データベース、HTML/CSS
前職は自動車用計器やバイクのメータ等の製造を主力事業とする世界的グループ企業で他企業に対してITのコンサルティングなどを経験。様々な経験を経て転職後、大原簿記情報ビジネス専門学校で情報システム関連の授業を担当しており、学生の目線に立ったわかりやすい指導に定評がある。ゲーム制作やAIイラスト制作、フットサルなど多趣味。
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