BtoBの仕事で、企業向けのシステムの開発・運用・保守に携わっています。最初はHTMLやCSSのちょっとした修正や仕様変更、テスト等を任されることが主でしたが、最近では新規の開発案件にも参加しています。既存のシステムを参考にしたり、先輩方に質問をしたりしながら作業していますが、何のための、何をしようとしているのか分からない画面の作成をすることもあります。わからないなりに文にまとめたり、プログラム作成を進めていくうちに理解に辿り着くことができて、その瞬間にやりがいを感じたりします。今はとにかく時間をかけてプログラムの理解を深めていき、この会社で自分のできることを増やしていくことが目標です。
昔からPCやゲーム機などのハードが好きだったけれど、プログラムにはまだ触れてないなと思ったことから、この分野をもっと究めてみたいと思うように。東京みらいAI&ITを選んだのは、1期生ということで、ルールや方針が明確に固まっていない雰囲気が面白そうだと感じたからです。そのほか、2年制だったことと、リモート授業があったことも理由の一つでした。学校の立地が神田明神や湯島天神、上野公園、西洋美術館に歩いて行ける距離にあったことも何となく楽しそうで、魅力的でした。
HTML・CSSの内容は直接業務に活用できています。学んでいない言語を使うこともありますが、画面とサーバのやり取りの流れは大体一緒なので、戸惑わずに作業ができています。学校でのJavaの授業では理解不足によって途中から訳が分からなくなったこともありましたが、卒業制作などでプログラムと睨めっこしていたらなんとなくわかるようになったという経験があり、「焦らずに取り組んでいけば、いつか理解できるようになる」と考えるようにしています。先生たちには、就活で履歴書の確認を何度もしていただいたり、授業中に雑な質問をしても聞きたいことをすぐに汲み取って答えてくれたりと、様々な場面でお世話になりました。
株式会社サイン 勤務/AIプログラミング&CGクリエイター科 AIプログラミングコース/2023年卒/やりたいことがあってもついダラけてしまうことが多々あると自己分析する豊田さん。そんな時は、あえて時間がない状況に自分を追い込むこともあるという。「わからないことに焦らずじっくり向き合うことも大事だけど、今の自分には時間に追われる状況を作ることも必要です」。社会人1年生としてさまざまな業務を経験する中、自分なりの答えを模索している。「知識をひたすらつけて万全の体制で挑もうとして、足踏みばかりしないこと。大小関係なくきっかけを見つけたら、すぐに自分で考えて、動いてほしいです」と後輩たちへアドバイスを送ってくれた。