これからの看護は病院にとどまらず、地域や様々な場でリーダーシップやマネージメントを発揮していくことが期待されています。資格取得後はさらなるキャリアアップを目指し活躍できる場も広がっています。本学では1年次に看護の初学者が興味を持って学習を深めていけるような授業をはじめ、看護の対象である人間の理解を深めていきます。また臨地基礎実習を早期に経験することで学生自らビジョンを描き、必要な倫理観や対象を生活者として捉えて看護ケアを導き出せる専門的知識の習得へとつながることを目指しています。対象を個で捉える視点から社会全体を捉えて考えるなど視野を広げていける学びとなっており、看護専門学校として地域社会で活躍できる基礎能力の習得、基礎教育から臨床実践教育へと切れ目なく繋がる教育の構築に取り組んでいます。
動画やオリジナルのスライドなど、視聴覚教材も適材適所で取り入れながらわかりやすい授業を心掛けます
臨床では院内教育を担当していたという高野副校長。その中でも新人看護師教育で強く感じたのが「看護基礎教育と臨床看護実践との乖離」だという。看護基礎教育で多くのことを学習したことを実践に活かせず、離職につながることもあるそう。「看護は対象を観ることから始まる。重要なのは人に関心を持ち、自ら探求する楽しさを知る事」だと語る高野副校長。学生がより実践型の体験をできるよう、これまでの経験知を伝えながら看護基礎教育を実践につなげる思考プロセスを習得できるように、演習を多く取り入れた授業展開を心掛けている。
習熟度はもちろん求めるサポートも一人ひとり異なるため、それぞれの成長に寄り添いながら指導してくれる
看護は、あらゆる人間に寄り添います。そのため、生活する人間の理解や病気の理解など幅広い学習をしてきます。学習は楽ではないですが、学ぶことで自己の人間力を高めていくことにも繋がります。
杏林大学医学部付属看護専門学校を卒業後、大阪市立大学医学部付属病院のICU、大阪大学医学部付属病院の救命救急センターで18年間勤務。獨協医科大学付属看護専門学校三郷校で在宅看護、臨床看護の授業を担当した。(医)泰一会 看護部長として、育成に注力しながら2024年10月よりたまプラーザ看護学校副校長に就任。臨床でも人材育成を通して感じた看護基礎教育での課題を解決すべく、日々真摯に学生と向き合っている。
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