映像制作と聞くと「設備や機器が必要で敷居が高そう」というイメージが先行しがちですが、実はスマートフォンやタブレットが普及している昨今では、アプリやカメラ機能など身近なツールを使ってチャレンジしやすい学び。加えて、映像広告やYouTube、ゲームなど、様々なコンテンツで必要とされる広がりのある分野です。「映像制作って面白そう」という感想から学習をスタートできるよう、まずは映像などを使った授業で興味を引き、そこから徐々に学術展開。一人ひとりが楽しみながら自然と学習に取り組める学習環境を作っています。また、皆が平等に映像制作の学習に取り組めるよう課題を出す際は素材を提供。絵が不得手でも映像編集・加工の能力が長けている場合も多くあるため、個々の才能を見逃さず、最大限に引き出せるよう注力しています。
オリジナルの映像資料を用いて直感的な興味を集め、「なぜ?」「どうやって?」というアカデミックな疑問を引き出す丹治先生。映像広告などの身近なテーマを通して、将来ゲーム制作やキャラクターデザインを目指している人にとってもプラスαの武器となる、就職を見据えた映像制作のスキルを学ぶことができる。授業内ではコミュニケーションを取りやすいように、学生同士で切磋琢磨できる環境づくりに取り組んでいるという。一人ひとりの習得度合いに合わせて声掛けや任意の補習を行ってくれるなど、細やかなフォローも魅力のひとつだ。
映像制作のスタート地点ではプロ仕様のカメラも大がかりな機材も不要!型落ちのスマートフォンでも簡単に挑戦できます。アニメから実写まで幅広いジャンルの制作に取り組み、楽しみながらスキルを習得しましょう。
専門:映像制作。小さなころからアニメが好きだったという丹治先生。高校卒業後は専門学校へと進み、アニメーションの制作スキルを習得。商業アニメーション業界でアニメーターの道へと邁進した。その後、ゲーム、アミューズメント系の映像制作に携わり、映像ディレクターとしても活躍。代表作は『タッチ』、『劇場版ルパン三世』、『耳をすませば』など多数。