現在はICU(集中治療室)で、術後すぐの患者さんや緊急入院の患者さんの管理を主に行っています。状態が変わりやすい患者さんが多いので、モニターや検査値を見ながら点滴を調整したり、処置を行ったりして常に緊張感を持って仕事をしています。ICUは患者さんの生死に大きく関わる場所であり、膨大な知識や技術が求められるとともに、精神的プレッシャーも大きなものです。そういった中でも、長岡崇徳大学で勉強したことが活かされ、術後の患者さんが大きな合併症もなく、一般病棟に移ることができた時には、安心感とともにやりがいを感じます。
長岡崇徳大学では、現役の医師が講師として疾患や解剖などの講義を行ってくれる機会が多く、教科書だけでは分からない深いところまで学ぶことができました。また、看護や医療はもちろんのこと、情報処理や外国語にも力を入れており、ICT化が進む現場でとても役立っています。私の働いているICUにはさまざまな疾患を持った患者さんが入院されているので、大学時代に医師から講義していただいた疾患や解剖についての知識がとても役に立っています。長岡崇徳大学で学んだことは、看護師、保健師として働いていく上で大切なことばかりだったと改めて実感しています。
看護学生の一番の関心である国家試験対策に対してのサポート体制の基盤がしっかりしていることや国家試験だけに集中できる時間があるのは、4年制の大学ならでは。1~2年次にじっくり知識を積み上げて、3年で領域実習、4年の初めから就職活動、11月には卒論を終え、3~4か月は試験対策に集中できました。ちなみに就職活動自体は3年生の領域実習後に開始しましたが、面接練習、小論文の対策など、崇徳大のキャリア支援室がとにかく頼りになりました。病院の情報も多いですし、先生も困ったら一緒に探してくれたので、大変心強かったです!
新潟市内の病院 勤務/看護学部 看護学科/2023年卒業