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  • 小川 慶太さん(音楽テクノロジー科(4年制)/パーカッショニスト・ドラマー)

兵庫県認可/専修学校/兵庫

コウベ・コウヨウオンガクアンドダンスセンモンガッコウ

ニューヨークを拠点にアメリカ全土で音楽活動を行う

先輩の仕事紹介

夢を信じて諦めず続けてきたからこそ、夢だったグラミー賞を受賞できました

パーカッショニスト・ドラマー
プロミュージシャン科(前身校/甲陽音楽学院)/2003年卒
小川 慶太さん

この仕事や研究の魅力・やりがい

今はニューヨークに住み、アメリカを中心にパーカッショニスト、ドラマーとして音楽活動を行っています。世界トップレベルのアーティストたちと共にセッションを行い、そのなかで参加したバンド「SNARKY PUPPY」のメンバーと共に創り上げたアルバムが2017年度・2021年度・2023年度と三度のグラミー賞を受賞できたことは、言葉では簡単に言い表せないくらいうれしいことでしたね。スナーキーパピーは大所帯で多くのメンバーがいるのですが、音楽面や人間性も含めて、気の合う仲間がそろっていて、一緒にセッションをするのが楽しいし、プロ同士の心地よい緊張感があって本当に最高です。

学校で学んだこと・学生時代

甲陽へは、名門の音楽大学であるバークリー音楽大学と提携していて、留学できることに魅力を感じ入学。長崎から神戸に出てきて、学校ではプロの先生から毎日指導を受け、日常では地元のさまざまなバンドに所属しながら、自分でも音楽イベントを企画するなど、けっこう活発に活動していました。実は神戸に居た頃に一緒に音楽をやっていた人たちが今は私と同じように国内はもちろん、世界を舞台に活躍いていることに不思議な縁を感じますね。当時は「10年後にみんなでニューヨークとかにいるんだろうな」と漠然としたイメージがあって、それがカタチになっているんですから驚きです。それだけ神戸への思い入れは深いですね。

学生時代、神戸の仲間との音楽活動も今の原点に

分野選びの視点・アドバイス

私は甲陽で2年間過ごした後、東京に2年間居てジャズやポップスの仕事をしていました。その中で「やっぱりアメリカに行きたい」という思いが強くなり、バークリー音楽大学に進学。学生時代にバークリー奨学金試験を受けていたので、入学はスムーズでした。バークリーでは、音楽理論や作曲、アレンジメントなどの専攻の他に、エンジニア、音楽ビジネス、映画音楽、音楽療法など、音楽全般何でもあるというのに驚きました。これだけの規模の音楽学校は日本にはないと思いますから、これから神戸・甲陽音楽&ダンス専門学校で音楽を学ぶ人は、視野を広げるためにもチャンスがあれば、留学にもチャレンジしてほしいですね。

ニューヨークでの音楽活動で、感性・技術も磨かれる

小川 慶太さん

パーカッショニスト・ドラマー/プロミュージシャン科(前身校/甲陽音楽学院)/2003年卒/82年生まれ。長崎県佐世保出身。Koyoを卒業後、2年間東京で活動した後、2005年にバークリー音楽大学へ入学するため渡米。卒業後、ヨーヨー・マ、アサッドブラザーズ、クラリスアサッドなど、世界のトップアーティストたちと共演する。J-SquadやSNARKY PUPPYといったグループで活動するほか、MISIA、東方神起らの作品に参加。SNARKY PUPPYとして、米音楽業界の最高の栄誉となる「グラミー賞」を2017年度(第59回)に続き2021年度(第63回)、2023年度(第65回)に受賞。現在はニューヨークを拠点に世界中で活躍中。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…

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