0~2歳までの園児が集う保育園で、現在は2歳児クラスを担当しています。言葉数が増え、言葉で自分の気持ちを伝えようとする姿、食事や着替え、トイレなど、身の回りのことをしようとする姿、思わず笑ってしまうような言動…。こどもたちの心身の成長と発達を身近に見守ることができ、とても嬉しくやりがいを感じます。また、園児個々の成長について、先生方や保護者の方と喜びを共有できる点も魅力ですね。こどもたちが「あおいせんせい」と呼んでくれるとき、満面の笑みで駆け寄ってくれるときなど、かわいい姿にいつも癒されています。
中学校の職業体験学習で保育園を訪れた際、先生方がこどもたちと楽しそうに過ごしている姿を見て、将来こどもと関わり、成長を見守っていきたいと強く思うようになりました。高校時代、保育を学べるいくつかの学校の資料を請求して、まずはオープンキャンパスへ。大原ではピアノ指導を体験しました。初心者でしたがとても丁寧に指導してくださり、先生や在校生のあたたかい人柄に触れ、ここで学んでいきたいと思い入学を決意しました。在学中に現在勤務する保育園のワークショップに参加した際、園児の個性を大切にした保育に共感。こどもの興味や小さな発見を見逃さず、共感しながら、一人ひとりに寄り添った保育をしたいと思い入社しました。
保育士になることが楽しみである一方、立派な保育士になれるのだろうかと不安も大きかった学生時代。指導案づくりに悩んだり、試験勉強に時間がかかったりすることもありましたが、先生方に心強いアドバイスをいただき、仲間と励ましあったからこそ頑張ることができました。思い出深いのは、2年間の学びの集大成として発表したオペレッタ。台本やダンスなどすべて自分たちで考え、衣装、小道具なども用意してひとつの作品を作り上げ、発表したときの達成感は忘れられません。もともと人前で話すことが得意ではありませんでしたが、みんなの前でオペレッタを演じきったという経験は大きな自信になりました。
AKI・NO株式会社 保育園ハニーハウス武蔵浦和園勤務/保育士コース/2018年3月卒/妹がいることもあり、小さなこどもの面倒を見るのが好きだったという加藤さん。もともと人前で話すことが苦手だったというが、在学中に少人数グループで絵本読みや手遊びを行い、回数を重ねることで少しずつ人前に出る自信がついたという。目標とする保育士像は、何事にも冷静に対応でき、周りがよく見える保育士。「見本となる園長先生、先輩方からさまざまなことを吸収し、どのように保育へ活かしていくかを考えて、成長できたらと思います」。