アニメ撮影は私にとって天職。毎日楽しく働いています
コンポジット(アニメ撮影)は、アニメーターが制作した作画やCG素材、背景を組み合わせて調整し、光や煙などの特殊効果(VFX)などの必要なエフェクトを重ね、視聴者が見る最終的な映像を制作する仕事です。この仕事のやりがいは2つあり、1つは放映される前に完成画面を見られること。2つ目は自分なりに創意工夫を行い、技術を駆使して完成させた映像が監督から気に入ってもらえたり、視聴者の方から反響をもらったときです。日頃から多くのアニメ作品に触れ、複雑に入り組んだ光と影で迫力を増す演出など、撮影処理を自分の制作でも取り入れ、ブラッシュアップを試みています。
授業でコンポジット(アニメ撮影)を初めて行ったとき、一枚の絵に対する印象が大きく変わったことが衝撃的でした。翌日から自作したCGエフェクトをアニメ素材に組み込んで撮影処理を行い、先生に添削してもらっては修正してを繰り返し、作品がどんどんよくなっていくうれしさを感じました。学校では、声優学科、CG学科(2026年学科名変更)、ゲームプログラマー学科、ゲームクリエイター学科でチームを組み、ゲームの共同制作を経験。After Effects(PCソフト)を用い、求められるエフェクトを制作するのは難しさもあり、先生からアドバイスを受けながら工夫を凝らして制作しました。チーム制作の経験も今に活きています。
アニメ撮影は映像の仕上がりを左右する重要な仕事です
分野選びは皆さんの人生において大事な選択。だからこそ、勇気を出して自分が本当に興味のある分野に飛び込むべきだと考えます。周囲の意見などに揺らぐこともあるかと思いますが、自分の直感や「やりたい」と感じた気持ちを大切にしてほしいです。自分の本当にやりたいことを基準に分野を選べば、実際にそれを仕事にしたときに大きな喜びや楽しみがありますし、後悔のない選択につながるはずです。
広いラウンジで雑誌を読みながら休憩
株式会社サンジゲン 立川スタジオ勤務/ゲーム・アニメ3DCG学科(現・CG学科)/2024年卒/3D作品に定評があるとともに、2Dと3DCGを組み合わせた名作も数多く生み出している株式会社サンジゲン。清水さんはコンポジットセクションに所属し、コンポジット(アニメ撮影)の仕事に携わる。アニメ撮影によって仕上がりの映像に格段の違いが出ることに感銘を受け、この仕事を志した。「自分なりのアイデアやセンスが発揮できる仕事でやりがいがあります」と語る。元々アニメが好きだった清水さん。今も平日1、2本、土日2、3本のアニメ鑑賞を欠かさない。「最新アニメや劇場版もチェックしています。大好きなアニメを仕事にでき、毎日がとても充実しています」
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。