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湘南医療大学、学生の研究、医学雑誌「JSES International」に論文として掲載
2022/4/26
湘南医療大学 リハビリテーション学科 作業療法学専攻 学生の研究がアメリカの医学雑誌『JSES International』に論文として掲載された。



卒業論文の内容をさらに発展させたものであり、題名は「Normalized Hand-Behind-Back for the measurement of shoulder internal rotation」、作業療法専攻3年生の鈴木 夏恋さん、田部 琉星さん、蓮見 福大さん、福島 大紀さんの4名と指導教員1名による共同執筆。



『JSES International』はAmerican Shoulder and Elbow Suegeons(アメリカ肩肘学会)の機関誌で、国際的な学術誌の一つ。

作業療法士を目指す学生が掲載されることは大変珍しいことだが、評価検査に関する優れた研究の成果が評価され今回の掲載につながった。



【研究内容について】

研究タイトル:Normalized Hand-Behind-Back for the measurement of shoulder internal rotion(正規化されたHand-Behind-Back法による肩内施可動域測定)



肩関節内施可動域の評価手技であるHand-Behind-Back法のうち、触診が用意な1点と拇指(※1)先端との距離を測定結果として用いるテープ法において、大人と子供の比較など、体幹長(※2)の異なる個人間の比較を行う際には支障が生じる。

そこで、測定値を正規化して体幹長(※2)の影響を取り除く方法を提案し、その信頼性を検証することを研究目的とした。

結果、提案する評価手技が臨床利用に耐えうるだけの十分な信頼性を有し、体幹長に影響されずに個体間の比較が可能な肩関節内旋可動域のパラメータとして活用されるであろうことを指摘した。



(※1)拇指…おやゆび

(※2)体幹長…柱を伸ばした姿勢でいすに座ったときの、いす面から頭頂までの長さ



本研究は6月に開催予定の第59回日本リハビリテーション医学会学術集会においてポスター発表される予定。



■詳細リンク先(https://sums.ac.jp/html/topics/2203/220308-01.html)
湘南医療大学(私立大学/神奈川)
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