赤ちゃんからお年寄りまでがおいでる「地域のかかりつけ医」で、外来の患者様の受付や会計業務、電話対応などを担当しています。患者様同士の会話で、「昔ここの先生に助けられて」「スタッフの方はみんな本当に気が利くからね」という声が聞こえたときは本当にうれしいですし、患者様から「いつもありがとう」と優しい言葉をかけられたときは本当にやりがいを感じ、もっと頑張ろうと思います。今後も、患者様が不安な気持ちを抱えたままで帰られることのないように、些細なことでも話しかけやすい雰囲気づくりを心がけ、患者様の立場になって臨機応変に対応できる、温かい医療事務スタッフになりたいです。
もともと子どもが好きで、子どもとかかわる仕事がしたいと考えていました。初めは保育士を考えていたのですが、高校2年生のときに母の友人から医療事務の仕事を紹介され、医療事務なら子どもだけでなくお年寄りまで、たくさんの人の役に立てることを知りました。一人ひとりにしっかりと心を込めて「お大事に」と伝え、自分の言葉や態度、笑顔で少しでも不安な気持ちが和らげられるような人になりたいと思い、そのときから医療事務を目指すようになりました。
大原ではたくさんの資格を取得したのですが、検定のたびに分からないことを教え合ったり独自の覚え方を考えたりするなど、友人と放課後に残って勉強していました。また、検定の日の朝におみくじで運試しをしたり、終わった後に頑張った自分たちへのご褒美として食事に行ったりと、毎回勉強が楽しくて、履歴書に書ききれないくらいの資格を取得することもできました。現在、2年に一度の診療報酬改定への対応などで勉強することが多いのですが、友人たちと持っている知識を共有し、同じ医療事務だからこそわかる悩みやよろこびを分かち合っています。そんな仲間に出会うことができ、大原での学生生活は最高の宝物です。
私と同じように医療分野への就職を考えているみなさん。分野選びでも学校選びでも今の社会で大切なことは、インターネットの情報を鵜呑みにせず、自分自身で調べ、正しい知識を身につけることだと思います。たとえば学校選びの場合、オープンキャンパスへの参加や先生・先輩から話を聞くことをオススメします。私も就職状況が良いという情報から大原に興味を持ち、実際にオープンキャンパスに参加して、1、2年次の実習先から評価されて求人がきたり、今まで入社された先輩の頑張りのおかげで次も大原でと求人がきたりといった、就職に強い理由を知りました。大原は優しい先生ばかりなので、安心していろんなことを聞きに行ってくださいね。
北谷クリニック勤務/医療事務系コース/2019年3月卒/後輩への一言に「とにかく楽しむことを忘れないでほしいです」とメッセージをくれた泉さん。大原時代はさまざまな楽しい行事があり、そのたびに医療事務系以外のコースにもたくさんの友人ができ、ここでしか経験できないような心に残る思い出がたくさんできたと言います。友人はもちろん先生方とのつながりも強く「先生は学校行事のときには一緒になって全力で楽しんでくれたり、放課後に友人と勉強しているときにはこっそりと差し入れをしてくれたりと、楽しむときは楽しみ、頑張りもしっかりと見てくれていて、本気で楽しむことができました」と明るく語ってくれました。