歯の健康は全身の健康につながっています。特に歯周病は気づかないうちに進行していることが多く、生活習慣病などに関係があります。そのため、口腔ケアでそのリスクをどれだけ下げられるかが問われてきます。歯周病などが引き起こす健康リスクを患者さんに伝えて危機感を持ってもらい、一緒に歯を大事にしてもらうことが今の働きがいです。
母が歯に関わる仕事をしていたため、小さい頃から「歯を大切に」と言われて育ちました。そのため歯の健康に関心があり、中学生の頃から歯科衛生士という仕事に興味がありました。私の高校では1年生のときからオープンキャンパスに参加することになっていて、いくつかの学校を見るうちに歯科衛生士を目指したいと考えるようになりました。
日本体育大学医療専門学校では最新設備を使いながら、歯科衛生士として必要なスキルや知識をしっかりと学べました。私が1番よかったと感じるのは国家試験へのサポートが手厚いことです。少人数制で先生たちとの距離が近いことも大きな魅力でした。国家資格取得に向けた勉強に難しさを感じたときも、そんな私の様子に先生が気づいてくださり、親身にアドバイスをしてくださいました。試験で問われそうな重要なところをプリントで配ってくれて、そのプリントは今も手元に残しています。今も先生方や元クラスメートとは親しくしていて、アドバイスをもらったり情報交換したりしています。
医療法人 至誠会 たんぽぽ歯科/口腔健康学科 歯科衛生コース/2022年卒/神奈川県厚木市生まれ。母の仕事の影響で歯の健康に関心を持ち、歯科衛生士を志す。卒業後は地元の大規模なクリニックで理事長に帯同し、保険診療だけでなく自費診療も含めた幅広い業務をこなす。業務で最も大切なのは「トークスキル」であり、患者さんへのわかりやすい説明、しっかり理解してもらうためのコミュニケーションを大切にしている。歯科衛生士として重要なことは、「新しいことに挑戦する好奇心と向上心」と語る。休日のリラックス法は「映画館で映画を観ること」。自分の時間も大事にしながら、着実にキャリアを積み重ねている。