埼玉県内のクリニックで医療事務の仕事をしています。仕事を始めて3年目となった今は、患者様の受付、会計、診察室での診療介助や看護師さんのサポート、レセプト業務など、幅広い仕事を任されています。私自身がたくさんの仕事に携われることはもちろん、後輩の指導もしているので、後輩たちが一人で業務をこなせるようになっていく様子を見るのもやりがいの一つです。医療事務は病院の顔。忙しくても笑顔で、手元はスピーディーに、を心がけています。私たち医療事務は、直接患者様のご病気を治してさしあげることはできませんが、患者様から「何でも話せる、相談できる存在」だと思っていただけると嬉しいです。
患者様対応では言葉遣いが大切です。今、患者様に対して正しい敬語を使って対応できるのは、学生時代にビジネスマナーの授業で学んでいたからだと思います。患者様に心を開いていただくためには、コミュニケーションが大事です。コミュニケーションを取るためには、言葉遣いはとても重要なんですよね。事務に関する知識や技能以外にも、患者様と接する際に大切なことをたくさん学びました。私は医療事務検定1級の試験に一度落ちてしまって、二回目の時はかなりプレッシャーがかかりましたが、先生方が朝も放課後も勉強に付き合ってくださり、無事合格できました。先生方の励ましは、とても心強かったです。諦めなくて良かった!
いろいろなことに挑戦して、経験を積んでいきたいです。仕事に携わりながら、プライベートの部分でも今以上に経験値をアップして、仕事に活かしたいと思っています。私の周りの先輩方は、結婚したり、子育てをしながら仕事を続けているので、私もそうなりたいです。医療の仕事は人の役に立てる、とてもやりがいのある仕事なので、ずっと続けていきたい。そのためにも今はいろんなことに挑戦して、キャリアを積み、どんどんステップアップしていくことが目標です。医療事務の仕事で大切なのは、分からないことをそのままにして、次に進まないこと。命に関わる現場であることをしっかり認識して、毎日の仕事をこなしていこうと思います。
埼玉県内のクリニック勤務/医療秘書科 小児クラークコース/2015年3月卒/「人の役に立ちたい、人から必要とされる仕事をしたい」と思ったことが、医療事務を目指したきっかけというSさん。人にとって欠かせない病院で、自分にできる仕事を探した時に、医療事務の仕事を知り興味を持った。大宮医療秘書福祉専門学校を選んだのは、多くの資格を取得できることに惹かれたから。オープンキャンパスに参加した時に感じた、先生と生徒の仲の良さにも強く惹かれたという。現在は3年目で後輩の指導も行う。夢を実現した今は、さらに経験を重ねてステップアップし、結婚や出産でライフスタイルが変わっても、ずっと仕事を続けていくことが目標。