看護学を学ぶことで、広がる将来の仕事
人といのちに寄り添い、社会や地域医療が抱える問題に向き合う力を修得
臨床時代の経験から「性教育」を重視し、幅広い対象に「いのちの大切さ」を伝えている濱田先生。そんな濱田先生と、先生が顧問を務める「ぴあサークル」で部長を務める本田さんにお話をうかがいました。
看護学
保健医療学部 看護学科
濱田 維子(ゆきこ)教授
- 専門領域/母性看護学 科目/「母性看護学概論」「母性看護学援助論」「母性看護学方法論」ほか
- 福岡市内の総合病院産婦人科病棟で助産師として8年勤務。福岡県立看護専門学校の教員7年、日本赤十字九州国際看護大学の助手・講師を9年経験後、純真学園大学へ。
相手と繋がる力、治療後の生活も見据えて支える力を磨きます
課題を見極め、人や地域と深く関わっていく力が看護師には必要です
現在の医療体制は過渡期。病院で看取る時代から家族が介護し家で看取る時代にシフトし、AI導入による効率化も期待されています。そのような時代の看護に求められるのは、個々の思いと生活を理解し支える力です。授業では学生がより身近に感じる事例を紹介し、共感力や問題意識を高めています。また、多職種連携教育やサークル・ボランティア活動などを通して、様々な組織や専門職と関わり提案する機会を提供しています。
学生には人を理解し、自分を表現する力も身につけてほしいです
授業では「性と生殖に関する権利」などのテーマも取り上げます
性教育を通じて幅広い対象に「いのちの大切さ」を伝えたいです
私たちの未来の患者さんのことまで考えた、手厚い指導が魅力です
看護学科4年 糸山 智美さん(福岡県/久留米高校出身)
先生のアドバイスで、プレパパママ向けの育児教室も大成功
濱田先生は豊富な現場経験を活かしたアドバイスをくださるので、いつもリアルな患者さんを想像しながら学ぶことができています。また、先生に声をかけて頂き、2年生の頃に子宮頸がん予防啓発を行うぴあサークルに所属。地域の産婦人科を取材して冊子を作り、市役所や病院に設置依頼まで行いました。人数限定で子宮頸がんの検査を行った学園祭には沢山の方が訪れ、疾患について情報提供を行える看護師になりたいと思いました。
高校生へのメッセージ
看護師も独自の専門性を地域で発揮し、社会に貢献することが大切です。様々な職種や地域の人といかに連携し、コーディネートできるかという力も求められています。これからの看護ができることを一緒に学びましょう。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。
この先生・教授から学べるのは…
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