犬や猫、ウサギからカピバラなどの動物たちと一緒に遊んだり、エサやり体験ができる「ふれあいゾーン」にて飼育と接客を担当しています。作業は毎日同じことの繰り返しが多いのですが、それがこの仕事では大切になります。動物と日々接する中で、いつもと少しだけ異なる様子をすばやく察知することで、すぐに対処したり、早期に治療を行ったりすることにつながっていくからです。また、動物を通してお客様とコミュニケーションができることもやりがいであり、楽しい部分だと思います。そして、日に日に動物たちと仲良くなっていくことを感じられるのもこの仕事の魅力です。
大学入学前から、飼育員や動物医療などに興味がありました。動物関連の資格が取得しやすいところに惹かれ、ヤマザキ動物看護大学へ進学を決めました。動物看護や寄生虫、感染症、薬学などの分野は、私たち飼育員にとっても身近なものなので、学生時代に学んだ知識やスキルがいまの仕事にも活きていると感じています。当園ではイヌも飼育しているので、グルーミングの技術もとても役立っています。
私が担当しているエリアのすべての動物についてもっと詳しくなって、お客様への説明がしっかりできるようになりたいと考えています。展示方法や、健康管理、栄養管理など、まだまだ学ぶべきことがたくさんあります。動物たちのために自分は何をしてあげられるのかを考え、学び、実行していきたいと思います。
富士サファリパーク運営 小泉アフリカ・ライオン・サファリ株式会社/動物看護学部/2019年3月卒