ドレスコーディネーターとして、新郎新婦さまに婚礼衣装のご提案をさせていただいています。初めて一人で接客に入った際には、不安と緊張で体がガチガチに。とにかく今自分にできる最大限の事をしようと思い、笑顔で楽しく接客することだけを意識しました。前撮りの衣裳を探しにいらっしゃった新郎新婦さまだったのですが、撮影が終わった後にメールをくださいました。そこには「無事に終えることができました。素敵なドレスに巡りあえて良かったです。ありがとうございました」と書かれてあり、改めて人生の特別な瞬間に携わることができるこの仕事の素晴らしさとやりがいを感じました。
高校生の頃、街中のドレスショップを見かけて、綺麗なドレスが並んでいる光景に目を奪われたのが、この世界を目指した最初のきっかけでした。お店の中ではスタッフの方とお客さまがとても楽しそうに笑顔で会話していて。素敵な現場だなと思って調べてみると、ドレスコーディネーターという職種を知りました。今はまだ経験が浅い私ですが、少しでも早く知識とスキルを身につけて、自分なりの接客スタイルを確立したいと考えています。そして「この人に任せて良かった」と思っていただけるような、信頼できるコーディネーターになりたいです。
小林先生と中山先生がとても印象に残っています。小林先生には、時には厳しく、時には優しく指導していただきました。普段の学校生活でもお世話になりましたが、特に就職活動のときには履歴書やエントリーシートの添削を何度もしてくれたり、希望する職種がなかなか見つからないときに募集を一緒に探してくれたり。先生がいなければ、今の自分はなかったと思います。中山先生は気さくで話しやすく、何でも相談できる先生でした。悩みを打ち明けると、前向きな言葉で元気づけてくれ、先生の明るさに救われたことが何度もありました。就職活動で内定をいただいた際にメールをいただいたことも、とても嬉しかった思い出です。
株式会社ジョイフルまるやま 勤務/ブライダルプロデュース科 ブライダルヘアメイク&ドレスコース/2021年卒/「学校時代の経験で、特に今の仕事に活かされていると感じるのは、Cキャス(オープンキャンパスのキャスト)に参加したこと」と語る笹川さん。高校生だけではなく、保護者の方の対応をしたり、学校の魅力を伝えるために自らの言葉でプレゼンテーションをしたりと、普通に学校へ通っているだけでは得られない貴重な体験をしたという。「Cキャスを通じて培ったコミュニケーション能力や積極性、協調性は、社会人となった今でもすごく役に立っていると思います」。