スポーツ整形のクリニックで、アスレティックリハビリテーションを担当しています。患者様はさまざまな疾患を抱えていて、それぞれの背景があるので、たくさんの症例を診て、勉強しています。スポーツ整形の患者様は高齢者が多く、若い人よりリハビリが難しいので、今の経験が将来、アスリートのトレーニング指導に役立つと思っています。介入後、患者様の状態が目に見えて良くなっていくと、自分のプログラムが合っていたのだと、やりがいを感じますね。今後は、クリニックと提携しているスポーツチームに派遣される予定です。高校、大学、実業団と幅広いスポーツ選手をサポートできるのが楽しみです。
星野洋時先生が、休日などに先生が活動されている現場へ連れて行ってくださり、人脈の重要さを実感しました。トレーナー業界は人脈がなければ何もできないと気づき、人とのつながりを大切にしようと思いました。また、2年次に7人制ラグビーの日本一を決めるジャパンセブンズに参加させてもらい、大学のチームに帯同。タイムスケジュールを確認して選手に伝えたり、ドリンクをつくって渡したり、試合後のシャワールームでアクアバスを用意したり。がむしゃらに動き、チームの方々から感謝の言葉をいただいたときは、嬉しかったです。緊迫した雰囲気のなかで働かせてもらったことで、将来のトレーナー活動のビジョンが見えました。
大好きなバスケのトレーナーになりたいです。今のクリニックでは、高校のバスケ部とは提携していないので、自分で開拓していきたいですね。目標はBリーグのB1チームのトレーナーになること。地元のチームに所属できるたら、と思っています。チームトレーナーとして大好きなバスケに関わり、自分の経験値を上げていって、最終的にはパーソナルトレーナーとして独立したいと考えています。後輩の皆さんへのアドバイスですが、どの学校で勉強しても最後は自分次第。自分は、リソスポでがむしゃらに勉強して、難関資格に一発合格しました。自分が何になりたいか、何をしたいのか、それには何が必要なのか、よく考えたほうがいいと思います。
医療法人社団三水会 北千葉整形外科美浜クリニック 勤務/スポーツトレーナー科/2017年3月卒/高校時代に指導してくれたトレーナーに憧れて、自分も将来はトレーナーとして大好きなバスケに関わりたいと決めた久保さん。「高校に来ていたトレーナーは、東京の大学のバスケ部を2部リーグから1部リーグの3位まで引き上げたり、大阪のアメリカンフットボールのプロチームを指導していたなどの実績があり、チームを強くしてきた話を聞き、自分も将来はトレーナーとして大好きなバスケに関わりたいと思いました」。