モンテッソーリ教育と自然環境教育を軸とした園です
1歳児9名、2歳児9名、合計18名の縦割り合同クラスを担当しています。4月の入園時には、それぞれ1歳、2歳だった子どもたちも、今ではほとんどの子が2歳、3歳になりました。わずか1年でもびっくりするほど成長して、クラスでもひとつ上の子たちが下の子のお世話をして、保育士を助けてくれることも多いんです。そんな成長ぶりをいつも身近に感じ、保護者の方々と共有できる仕事はやりがいがいっぱい。大変なことはたくさんありますし、責任も大きな仕事ですが、仕事を通じて私自身の成長も実感しています。おしゃべりも上手になってきた子どもたちが、「いわせせんせいー」と笑顔でかけよってきてくれると、言葉にならないほど嬉しいです。
年下のいとこたちが数人いて、みんなが集まったときはいつも私がお世話係でした。保育士として働いている母から聞く園の話も楽しみで、小学生の頃から将来は保育士になりたい!と思っていたんです。玉成を選んだのは、卒業と同時に保育士と幼稚園教諭資格が取得できること、また敷地内に保育園と幼稚園があり、学生時代から子どもたちと接する機会がたくさんあったからです。学校選びの際は、ホームページなどで徹底的に各学校の特徴を調べ、絞り込んでから見学に行きました。玉成には現役の保育士である母と一緒に行ったのですが、「ここなら大丈夫!」と母からお墨付きをもらえたこともあり、安心して入学を決めることができました。
いつも自然な笑顔を心がけています
学生時代は、敷地内にある系列の幼稚園でアルバイトをしていました。子どもたちと触れ合える機会がたくさんあり、授業で学んだことをすぐに実践しながら現場感覚を養いました。運動会や合同防災訓練などの際には、プロの先生たちの行動を見ることが、とても勉強になりました。また、私はピアノの経験が少しあったものの、入学次は苦手意識が強くとても不安でした。でも先生が個別に指導してくれたおかげで集中して取り組むことができ、めきめき上達。ピアノは初心者で入学した同級生も多かったのですが、1年もたつとみんなスラスラ弾けるようになっていました。すべての学びにおいて丁寧な指導が受けられた環境には感謝の気持ちでいっぱいです。
玉成出身の先輩たちも数人いて、とても心強いです!
認定こども園ミナパもくせいのもり/保育専門課程 保育学科/2024年3月卒/本校在学中の実習先の園が、現在の職場と同じ法人が運営する「イコロ昭和の森」。「そこで出会ったのが今の園の園長先生で、本当にお世話になりました。その後ミナパもくせいのもりが新設され、園長先生が赴任されることを知って、ぜったりに一緒に働きたいと思ったんです」と語る岩瀬さん。子どもたちと接する際、常に意識しているのは言葉遣い。「言葉を覚える時期の子どもたちは、保育士の言葉をすぐに吸収します。なぜか、悪い言葉ほどすぐに覚えてしまうので、同僚同士の会話にも気をつけ、子どもたちのお手本になれるように気をつけています」。
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