現場では、私もいつも笑顔を心がけています
B1リーグに所属するプロバスケットボールチーム「サンロッカーズ渋谷」のU15 カテゴリーで、アスレティックトレーナーとして主にメディカル要素を中心に活動しています。私の仕事は、選手の身体やメンタルを支えること。心身の安定は、プレイにも大きく影響するので、選手たちとの距離が近いアスレティックトレーナーという立場で、さまざまな面から選手をサポートしています。笑顔は心身の安定のバロメーターです。だから選手たちが笑顔でいてくれることが一番嬉しく、私自身のやりがいにも繋がっています。
大学に進学後、スポーツに関わることがしたくて学生トレーナーを経験しました。関わった選手たちを「もっと仕事として支えていきたい」と思い、アスレティックトレーナーを目指すことを決めました。そのためには医療資格も欠かせないことを知り、在学中は東京メディカル・スポーツ専門学校と姉妹校の東京スポーツ・レクリエーション専門学校のダブルスクールで学んで鍼灸師とアスレティックトレーナーの資格を取得しました。専門的な知識やスキルを身につけました。
選手のコンディションを入念にチェック
学生時代に、先生方から「チーム専属トレーナーになりたいなら、とにかく続けること」と何度もアドバイスをいただいたことが、今の私の支えになっています。トレーナーとしてはまだ未熟な私だからこそ、「続ける」ことの大切さがキャリアを築いていく上で欠かせないことを実感しています。また、学生時代の先生や友人とは今も連絡をとっていて、相談することも多いですね。ユース世代のチームはスタッフ数も少なく、同じ立場の視点で相談できる人が多くありません。そんなときに頼れるのが、母校の先生や同級生の仲間たちです。学生時代に皆とたくさん話して遊んだ繋がりが、今とても役立っています。
「人を支える」仕事は、とてもやりがいがあります
サンロッカーズ渋谷U15 所属/鍼灸師科午後コース/2019年卒/東京メディカル・スポーツ専門学校を卒業後は、スポーツラボ鍼整骨院滝ノ水に2年間勤務した後、2022年からサンロッカーズ渋谷(Bリーグ B1)U18/U15/U12アスレティックトレーナーを務める。2023年より、同じくサンロッカーズ渋谷U15アスレティックトレーナー。鍼灸師およびJSPO-AT(日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー)の資格を持っている。
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