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文部科学省以外の省庁所管の学校/北海道

ホッカイドウショクギョウノウリョクカイハツダイガクコウ

北海道職業能力開発大学校 専門課程 建築科

定員数:
20人

設計・計画、構造、環境などの分野を学び、安全で快適な建築物の提案ができる建築技術者を目指します

学べる学問
  • 建築学

    より高度に安全で快適な空間をさまざまな理論を使って作る

    安全・快適で、経済的な建築物の生産を研究。設計の他、建築構造、建築防災、環境工学などを学ぶ。室内設備から都市計画まで研究領域は広い。

目指せる仕事
  • 建築士

    建築物の設計・デザインから施工監理まで

    一般住宅や店舗やオフィスなどの建築物の企画、設計、見積もり、施工監理などに携わる仕事。建築予定地の調査をし、顧客の要望に沿う建築の設計と積算を行う。また、建築工事の管理、建築許可や道路の使用許可などの法規に基づく官庁への申請手続きや届け出もする。

  • 大工

    家屋などの建造物を造る職人

    家屋や橋の築造をする仕事。建築士の描いた図面にもとづき、施工管理士の指示を得ながら実際に建築物を組み立てていく。家屋大工のほかに、伝統的な建築物を専門に手がける宮大工、数寄屋大工などがある。(2024年9月更新)

  • 建築施工管理技士

    建築現場のディレクター

    ビルや家など、さまざまな建築工事現場で、建築物の品質、資材や人員の管理、費用の管理、工期の管理、周辺の一般人の保護などすべてを管理し、コントロールする人。一般・特殊建設業の営業所が必ず置く人材の一つ。

  • 建築設備士

    空調や電気など建物設備の設計と監理

    空調・換気・給排水衛生・電気・防災といった、建物設備の設計や工事監理を行う。ソーラーシステムなどの新技術や、コンピュータの普及で複雑になる設備にも対応し、建築士に適切なアドバイスをする。試験を受けるには、空調・衛生工事会社、ゼネコン、設計事務所などで実務経験を積む必要がある。

  • 建設会社営業

    ビルやマンションから橋、ダムなど公共建造物まで、様々な建築物を建てることを提案・受注する。

    建設会社の営業の仕事は非常に幅広い。土地を所有する個人や企業に対してマンションやビルなどを建設することを提案して受注することもあれば、公共事業に入札するために営業が動く場合もある。また、自社で建設・開発した商業施設へのテナント誘致の営業を行うこともある。建設会社によって作るものや規模は異なるが、営業は地域社会と企業をつなぐ役目を果たすということは共通している。プロジェクトが始動すると順調に進んでいるか常に気を配る。建築に関しての深い知識以上に人間関係やチームワークがきちんととれることが大切。

  • 住宅メーカー営業

    自社で開発した住宅を販売する。すでにある住宅を販売することもあれば注文に応じてアレンジすることも。

    住宅専門のメーカーでは、自社で開発した住宅や注文住宅などを請け負い、建設する。ショールームや見本住宅などで接客をし、営業をするケースが多いが、担当地域を回って、リフォームや建て替えなどの営業を行うこともある。営業が顧客の希望や思い、予算をしっかり聞き出し、それに沿ったプランを設計に依頼。受注した後は、建築のスケジュール管理を行い、引渡しまで責任を持つ。営業によっては、簡単な設計図は自ら引くこともできる知識を持っている人もいれば、まったく建築とは関係ない勉強をしてきて、営業を行っている場合もある。

初年度納入金:2024年度納入金(参考) 55万9200円  (入校料16万9200円、授業料39万円)(教科書等諸経費が別途必要)
年限:2年制

北海道職業能力開発大学校 専門課程 建築科の学科の特長

専門課程 建築科の学ぶ内容

建築技術者に必要な知識・技術を実習を交え学ぶほか、実践技術者としての資質・感性を磨きます
寒冷多雪の北海道にマッチしたより快適な建築空間をはじめ、北国ならではの厳しい気候・風土を理解し、建築分野における先端技術との融合、その提案ができる建築技術者を目指します。

専門課程 建築科の授業

計画・デザイン・設計
建築は用・強・美が備わった総合的な工学です。その建築を計画・設計するのがこの分野です。住宅や美術館などを木造や鉄筋コンクリート構造などでデザインします。デッサンや手書きで図面を描く練習や模型制作も行います。最先端のCADシステムが1人1台使え、設計に必要な感性と技術の両方を習得します。
環境・設備
建物を考える上で風土や環境への配慮は欠かせません。また、時代の要請で省エネルギーな建築・ゼロエネルギー建築にも取り組む必要があります。そのために、座学でさまざまな知見を身につけるほか、各種の実験や測定をしながら、これらの課題を克服するべく、実践的かつ多角的に環境分野を習得します。
構造・材料
日本は地震や台風など災害の多い国です。北海道では雪害・凍害もあります。建築物はこれらの災害から私たちを守る必要があります。それを具現化するのが構造工学や材料工学です。理論的な力学を基礎から応用まで学ぶほか破壊実験などで建築材料がどう壊れていくかなどを観察・考察し、構造工学を多面的に習得します。
施工・管理技術
全天候型の広い、吹き抜けの実習場で学生自らの手で模型サイズではなく実際の建物サイズでつくっていくという本校ならではの実習を行います。「実際に建物をつくる」ことから得られる知見・経験を通して、木造や鉄筋コンクリート構造の施工方法やこれらの品質などを管理する手法を総合的かつ実践的に習得します。

専門課程 建築科の卒業後

専門課程+応用課程の計4年間の教育訓練で、「ものづくりのリーダー」を育成する
建築科(専門課程/2年間)の修了生の9割以上が、建築施工システム技術科(応用課程/2年間)に進学します。応用課程では、より実践的な技術・技能を身につけられるカリキュラムを設定しています。また、応用課程を修了することで就職時には大卒扱いとして就職することができます。

北海道職業能力開発大学校 専門課程 建築科の学べる学問

北海道職業能力開発大学校 専門課程 建築科の目指せる仕事

北海道職業能力開発大学校 専門課程 建築科の資格 

専門課程 建築科の受験資格が得られる資格

  • 二級建築士<国> 、
  • 木造建築士<国> 、
  • 一級建築士<国> (在校中に受験可能、登録には2年の実務経験が必要) 、
  • 建築施工管理技士<国> (一級※・二級※)

※一級:修了後、実務経験(応用課程は3年、専門課程は5年)の後に受験可能
※二級:学科試験は在学時に受験可能。実技試験は実務経験(応用課程は1年、専門課程は3年)の後に受験可能

北海道職業能力開発大学校 専門課程 建築科の就職率・卒業後の進路 

専門課程 建築科の主な就職先/内定先

    北海道庁、北海道セキスイハイム(株)、岩田地崎建設(株)、(株)土屋ホーム、住友ホームエンジニアリング(株)、(株)竹中工務店、(株)大林組、大成建設(株) ほか

※ 2023年3月卒業生実績 (学校全体)

※専門課程の主な進学先:北海道職業能力開発大学校 応用課程

北海道職業能力開発大学校 専門課程 建築科の問い合わせ先・所在地・アクセス

〒047-0292 北海道小樽市銭函3-190
TEL:0134-62-3552(学務課直通)

所在地 アクセス 地図
北海道小樽市銭函3丁目190番地 JR「銭函」駅より徒歩15分

地図


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