ごっこ遊びや表現遊びなど、子どもの楽しめる遊びができる先生になるのが目標
宝仙学園幼稚園で22名の4歳児クラスを担当しています。幼稚園教諭になろうと思ったきっかけは、高校生のとき、卒園した保育園にボランティアで数日間お世話になったこと。その際、保育者は子どもが健やかな園生活を送ることができるように細かなことにも気を配り、安心・安全の環境を整えているということを知りました。以来、子どもと触れ合うなど目に見える場面だけでなく、目に触れることのないところでも様々な仕事をしている保育者に憧れをもつようになりました。この仕事の魅力は、小さなことでも子どもたちが成長していく姿を、園生活を通して見られること。そんな子どもたちが、「幼稚園が楽しい」と言ってくれるとやりがいを感じます。
学生と先生との距離が近く、授業以外のことでも相談ができるので、安心して大学生活を送ることができます。また、先生方の指導はわかりやすく丁寧で、特に、ピアノの授業ではそれを感じました。一人1台の電子ピアノを使用して、それぞれの学生のレベルに合った教材で指導していただきます。ピアノ初心者でも取り残されることはなく段階を経て着実に技術を身につけられます。そして、実践的に学べるのも、こども教育宝仙大学の特長。保育所見学や施設実習を通して保育の現場を身近に感じられるだけでなく、現場の先生方とオリエンテーションや反省会を行うことで課題を発見し、多くの気づきもあります。
手遊びや保育・教育の現場で使える教材を製作した授業で、年齢に合った手遊びがあることや、その楽しみ方を知ることができました。また、他の学生の前で手遊びなどを発表する機会もたくさんあり、子どもたちに楽しんでもらいたくて工夫した表現方法を駆使して発表していくうちに、自信につながっていったと感じています。指導案や日誌の書き方の授業では、わかりやすく見やすい書き方を詳しく教わり、保育実習や教育実習で大いに役立ちました。
宝仙学園幼稚園 勤務/こども教育学部 幼児教育学科/2021年卒/アルバイトをしている状態で誘われて、面接試験を受けた近藤さん。自分にこの幼稚園が合っているのか、就職先はここでいいのかと悩んでいるとき、ゼミの先生から背中を押していただいたことが大きな力になったという。
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