起き上がる、立ち上がる、寝返る、歩く…etc. このような日常生活を送るうえで必要となる基本動作の回復を目指すのが、私たち理学療法士の仕事です。身体の麻痺や骨折など、身体に不自由をきたす原因となる病状は様々ですが、リハビリのときはなるべく病気に注目し過ぎず、患者様が求めていることに目を向けて、楽しんでリハビリをしていただけるように心がけています。例えば、起き上がってテレビをみたい、一人で身支度を整えたい、友だちに会うためバスに乗りたいなど、身体を動かせるようになって何をしたいのかは、人それぞれ。「いつまでも、その人らしい生活」を送っていただくために、患者様一人ひとりに向き合いながら、理学療法士はどのようなリハビリや支援を行えるのか。授業を通して、一緒に考えていきたいですね。
知識や技術を教えると共に、病院や通所リハ、介護施設などの臨床現場で得た経験も伝えるようにしています。
永野先生が担当する「運動器(構造)」の授業では、リハビリを行うための基盤となる筋肉や骨の構造と働きについて学びます。「日常生活活動」では、食事や入浴、着替えなど、人が日常生活で繰り返す基本動作を学習。実際に動いてみながら、患者にとって困難な動作は何かを考えていきます。「生活環境論」の授業では、身体が不自由でも自立した生活を送るための環境整備や支援方法について学習します。「退院した患者様がご自宅でも暮らしやすくなるように、生活環境を整えていくことも、理学療法士の重要な仕事です」と永野先生。
授業では、骨や筋の動きがイメージしやすいように、模型やイラストなどが多く取り入れられています。
どんな理学療法士になりたいか、まだイメージできていない人もいると思います。働きながらいろいろな人と関わるうちに、あなたが思う理想の理学療法士像が見つかるはず。一緒に夢に向かって頑張っていきましょう!
高校時代は陸上部で円盤投げ(投擲)に熱中。「理学療法士は、体を動かすのが好きな人にオススメです」
専門:日常生活活動、生活環境論、運動器(構造)
略歴:2002年3月北海道千歳リハビリテーション学院(現・北海道千歳リハビリテーション大学)卒業。2002年4月医療法人豊慈会入職。結婚を機に退職し埼玉へ。2005年7月~2006年3月まで通所リハビリテーションやデイサービスで非常勤勤務。2007年11月~2011年3月介護老人保健施設勤務。2011年4月より現職。
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