「鍼(はり)」や「モグサ」を使って体の痛みや病気をやわらげる鍼灸術。私が指導するのは、そんな鍼灸の実技や衛生学、解剖学、生理学です。はり師・きゅう師をめざす学生に大事にしてほしいのは、基礎力を身につけること。学生の間にしっかり基礎を学んでおくことが、応用にもつながります。段階的に力をつけられるように、基礎的な知識や技術を丁寧に指導するよう努めています。
近畿医療専門学校の卒業生でもある小林先生。学生と近い距離感と親しみやすさが先生の授業の魅力です。小林先生が心がけているのは、学生の学習意欲を引き出し、興味を深められる授業。「難しい専門用語が多い解剖学や生理学は、絵や図を使って説明するなど工夫しています」と小林先生。学生一人ひとりに寄り添い、丁寧なサポートを行っています。
勉強は興味を持つことから始まります。興味を持って自ら学習しようという意欲に少しでもつながるよう努めます。共に学び共に成長していきましょう!
専門科目:基礎鍼灸実技、衛生学、解剖学、生理学/略歴:大学卒業後、近畿医療専門学校に入学。鍼灸学科を卒業後は同学科の教員を目指して教職過程に進学。現在は、鍼灸学科の教員として勤務中。