現在、独立開業し和歌山で美容鍼灸院を運営しています。お顔の施術後に鏡をご覧になった患者さんに「顔色が良くなった」と言ってもらえたり、肌の調子が良くなることで「気分も上がった」と言ってもらえたり、身体の変化はもちろん、気持ちの面でも変化を感じてもらえるのがとても嬉しいです。自分が好きなことで患者さんに喜んでいただけるのは本当に嬉しくて、やりがいのある仕事だと思います。
医療事務として勤務していたのですが、大きい病院ではないので将来に不安を感じて、転職を考えていました。もともと鍼灸院で施術を受けていて体調の変化を実感していましたが、ある日、顔への美容鍼灸を受けてわかりやすく肌が改善したことに感動しました。鍼灸の施術を受けることで、細い鍼やお灸で身体が変化していくことにさらに興味がわき、自分も鍼灸の道に進みたいと考えて、仕事を退職し鍼灸学科に進学しました。
もともと、鍼灸に興味があったのでとても勉強しがいがあって楽しく学ぶことができました。先生も親身に教えてくれ、近畿医療専門学校には東洋医学のスペシャリストとも言える専門家もたくさんおられます。東洋医学は奥が深く難しいのですが、どんどんにのめりこんでいきました。また、学校外でも鍼灸のセミナーや勉強会に参加し、その際に友人や尊敬できる先生にも出会うことができました。東洋医学・鍼灸を学ぶうえで刺激を与え合える良い人間関係がつくれたと思います。
鍼灸サロンはりみ 院長/鍼灸学科/2022年卒/和歌山県出身。医療事務として勤務後、鍼灸治療を受けるうちにその奥深さに興味をもったという片山さん。一念発起し、鍼灸学科に入学。様々な鍼灸の勉強会に参加し、美容鍼灸を追究していった。卒業後は和歌山で鍼灸サロンを開業。ハーブピーリングなどを取り入れ、美容鍼灸に力を入れている。