• スタディサプリ 進路(大学・専門学校)
  • 大学・短大を探す
  • 国公立大学
  • 岩手
  • 国立宮古海上技術短期大学校
  • 卒業後のキャリア一覧
  • 中村 新さん(海技士教育科海技課程専修科/機関員(操機員))

文部科学省以外の省庁所管の学校/岩手

コクリツミヤコカイジョウギジュツタンキダイガッコウ

乗船の際に求められる協調性が身についたことを実感

先輩の仕事紹介

船の安全な運航に欠かせない機関士として、日々海上輸送を支えています

機関員(操機員)
海技士教育科海技課程 専修科/2023年卒
中村 新さん

この仕事や研究の魅力・やりがい

現在は機関員(操機員)として乗船し、安全な航行を支えています。船舶のメインエンジンとなる主機をはじめ、機関室内の大小様々な機器を実際に見て触れて作業することで、船舶の心臓部を動かしていることを実感。とても責任の大きな仕事をしているところが大きな魅力です。何かトラブルが起きた際などは、理由や原因を考えてスムーズに対処したり、自分が学んできた知識などが、現場の状況とうまく結びついた時などには、大きなやりがいを感じます。また機関部は甲板部と比べ人数も少なく、一人ひとりの責任や役割も多いので、とてもプレッシャーを感じますが、それも機関士・機関員(操機員)の仕事の魅力だと思います。

学校で学んだこと・学生時代

学校では航海士、機関士の両方の知識や技術を学びました。在学中は寮生活でしたが、船員にとってとても大切な共同生活を経験することができ、他人への思いやりはもちろん、コミュニケーション力も身に付けることができました。また勉強、実習、サークル活動などは、自分が可能な限り積極的に参加し、将来に備えて視野を広げました。辛い事や上手くいかなかったことを数えきれないほどたくさん経験しましたが、結果としてそれ以上にやりがいや楽しさを感じることができ、有意義な学生時代を送ることができました。

大型船の機関室はスケールの大きさに圧倒されます

分野選びの視点・アドバイス

宮古海上技術短期大学校は航海士・機関士の両方を学ぶことができるので、両方に興味のある人や、どちらか迷っている人にはとてもおすすめです。また宮古校は清水校・波方校と比べて定員が少ないので、教員から手厚い指導を受けることができます。海上技術短期大学校に入学するとすぐに専門的な教育を受けることになるので、船員としてのキャリアを積んでいる教員から指導を受ける機会が多いことはとても大きな魅力です。航海士・機関士のどちらにしようかまだ決めていなくても、入学し学んでいくうちに、自ずと自分の適性や興味が分かってくるので、自分の直感を信じて分野を選ぶことをお勧めします。

故障などのトラブルがないか、常に機器を確認します

中村 新さん

エスオーシーマリン株式会社勤務/海技士教育科海技課程 専修科/2023年卒/セメントタンカー、石灰石専用船など、業界有数の大型船で、住友大阪セメントグループの海上物流を担う、エスオーシーマリン株式会社に勤務して1年目。航行時の定期作業から幅広い業務を担当。機器の仕組みを理解して整備・点検しなければならないことが多いが、授業で学んだ図面での構造確認や、電気系統のトラブル対応の知識を活かして対処。日々安全な航海を支えている。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…

この学校のおすすめ記事

国立宮古海上技術短期大学校(文部科学省以外の省庁所管の学校/岩手)
RECRUIT