日々、こどもたちのさまざまな姿を間近で見ることができる。それが小学校教諭として働く魅力です。特に今までできなかったことができるようになった時、真剣かつ懸命に何かに取り組んでいる時、休み時間に笑顔いっぱいで校庭を駆け回っている時など。こどもたち一人ひとりが頑張ったり、喜んだりしている姿を見ると、私自身も嬉しくなりますね。先生としてはまだ新人ですが、こどもたちと日々向き合い、一人ひとり違う性格や考え方を認め、指導やサポートをすることで、こどもたちはもちろん私自身も成長していけることは、やりがいにもつながっています。
小学校3年生頃までは、よく怒られることが多かった私。でも、小学校4年生・6年生の担任だった先生方は、私の性格や個性を認め、常にたくさん声をかけ、気にかけてくれました。おかげで、充実した学校生活が送れるようになったんです。こうしたこどものことを第一に考える先生方との出会いをきっかけに、小学校教諭になりたいという夢、そして、「私自身が先生となり、こどもたちを認めることで、一人ひとりが個性を輝かせ、充実した学校生活を送れるようにしてあげたい、そうなってほしい」という思いを持つようになりました。
姫路大学で学んで良かったと感じるのは、先生と学生の距離が近く、深く、そして密接な関係性を築きながら、学べたことです。これは、学生数がそれほど多くないということも関係していますが、先生方自身が学生と関わることを大切にしていて、学生の将来を第一に考えてくれていたから、良い環境・雰囲気があったのだと今は思います。実際に大学では、小学校教諭になる上で必要な専門分野の講義や実践的な模擬授業など、多くの学びがありました。中でも、先生方が教員採用試験に向けた丁寧な対策指導や手厚いサポートをしていただけたおかげで、小学校教諭になる夢を実現できたことは、本当に感謝しています。
鳥取市立宝木小学校勤務/教育学部 こども未来学科/2022年卒/小学校4年生・6年生の時に担任となった“こどもの個性や考えを認めてくれる先生”との出会いをきっかけに、小学校教諭になるという夢を持った林さん。姫路大学に入学後は、少人数制かつ学生と先生の距離が近い好環境で専門分野を学んだ。現在は、鳥取市立宝木小学校で日々こどもたちと触れ合いながら、充実した教員生活を送る。